■ エイザード*・・・*「永遠の二十一歳」*
【容貌】灰色のローブをまとった、煙るようなアッシュ・ブロンド(くすんだ金髪)の細く長い髪、紫水晶(アメジスト)の瞳をもつ。美形。どう少なく見積もっても三十代半ばには達しているはずだが、外見上は二十歳過ぎの金髪美青年。ナハトールいわく「おれが子供のころから見た目は全く変わっていない」
口調と外見にごまかされがちだが、声は男性的(竜時アシャ談)
【体格】着ヤセするタイプらしい(サラ推測)
【性格】鷹揚でモノグサで淡白。が、芯は烈しい気性。人をくった性格。一度ぶち切れると歯止めがきかない。目的のためには手段を選ばない。頑固者。強情。基本的に他人に無関心。面倒は死ぬよりキライ。
【家族】どうやら、妹がいた模様。
【愛用】甘いものに目がなく、たいして成果のない釣りを唯一の趣味としている。好物はスグリのパイ・クルミケーキ・クグロフ・ミルクプディング・エッグタルト(不思議時判明) サクランボのタルト(夏の訪問者)、キャラメル風味のクルミのケーキ(銀砂)、キャラウェイ・シードのケーキ(薔薇時)も好きか
【その他】魔術師の塔、【楽園】の現在の主(先代はグィエン氏)。昼寝と甘いものが好き。表面上は先代にならって穏やかに過ごしている。牛のお産や足の怪我の治療など、虹の谷の人からは頼りにされている様子。エイザードの作った腹下しと水虫の薬は珍重されているようだ。自分で狩りも食事の用意もできるが、やらない。組合での地位は、名目上は中の中。不思議時には中級の六段目と判明。(楽魔女レギュラー)
【印象】柔和な、どこかしら淡白な印象、女性的ではないが男性的でもない、一種独特の雰囲気の浮世ばなれしたお人。ダウン時は、騎士に「赤ん坊のような」無防備さ、黙っていれば聖画の登場人物のように神々しい、と称された。
「モノグサ」、「へっぽこ魔術師」、「借地人」、「ノーテンキのヘナチョコ魔術師」、「ヘソ曲がり」、「アマノジャク」、「なまけもの」、「怪しい魔術使い」「妖術師」「にっくき魔術師」「不正なる魔術師」「お父さん」「むっつりスケベ」「ひそかに若い娘ばかりを囲っている女たらし」「美少女・美少年好き」、「すちゃらか魔術師」、「冷血漢」、「人外魔境」、「サギ師」、「ボウフラ」、「はなたれ」、「男色家」、「三流妖術師」
「美人」(マリア談)、「色男」・「身勝手大王」(ナハトール談)、「妖怪ぬらりひょん」「トンチキ」「見てくれは一級品、性格は難アリの三級品」(殿下談)、「なにやら一見わけありげな柳腰」(サラ談)、「思い上がった小僧」・「正真正銘のただの阿呆」(ユーマ談)、「こらえ性のない奴」(首座さま)など、彼を称する言葉は多い。
「エイザードの導師、いい人だよ?いっつもぼへーっとしてるけど」(団員談)
「これまでまっとうな仕事をやってはおらんが、虹の谷のエイザードという男は計り知れぬ力の持ち主ですじゃ・・・ただしあの性格を除いて」(ワルツのショーン談)
(以下は、ネタばれ含みます)
【過去】十年ほど前、楽園に。都に出稼ぎに行っていたこともある(賢者) 結構言葉づかいが悪いのを、師匠グィエンに習い、自分なりに努力して強制的に修正している。弟子の前では繕っているらしい。一人称は「オレ様」なのか(笑)(不思議時判明) それなりに辛い女性関係の過去を持つらしい?(メモリ時判明) 不思議時には彼が自分の過去を覚えていないこと、故郷も家もないことが改めて確認される。
- 魔法剣が得意。らしいまた、剣をにぎると性格が変わることが竜時に判明。
- メモリ時には、クリスティンのような女性に弱いと自白。要するに、けなげで育ちがよい、ポーッとしたタイプに。(以外と女好きか、しかし彼には障害が・・・) 心因的な女性アレルギーを持つ。
- さらに苦手はコリアンダー。匂いが気になるらしい・・・(課外時判明)
- 大義名分とか、忠誠心が死ぬほど嫌い(宝時)
- 権力者が嫌いで、命令されるのが嫌いで馬に乗るのが苦手(不思議時)。
- 悩み事があると、台所、グィエンの墓、という経路を取るらしい。エイザードにとって、昔も今もグイエンの存在は絶対。星の合のときは、力が使えないようで、ダウンする。巷では、組合の長老の隠し子という噂があるらしい(不思議時判明)