解説
アメリカ合衆国がスプートニク1号の打ちあげに対抗して、1958年1月31日3時48分(UTC)にジュノーI(ジュピターC)ロケットで打ち上げたアメリカ初の人工衛星で、ガイガーカウンターを搭載し宇宙船計測を行った。その結果がヴァン・アレン帯の発見のきっかけとなった。
衛星は小型のロケットの形状をしており、機体後半部がロケット最終段(第4段)の固体モーターであり、前半部が機器搭載部となっている。それらの接合部分から四方にアンテナが伸びている。なお、この衛星は打ちあげ時にフェアリングには格納されず、ジュノーIロケットの先端部にむき出しの状態で搭載されていた。
打ちあげ日時 | 1958/01/31 03:48 (UTC) |
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射場 | ケープカナベラル空軍基地 |
打ちあげ機 | ジュノーI(ジュピターC) |
国際標識番号 | 1958-001A |
重量 | 約14kg |
寸法 | 全長 約205cm/直径 約16.5cm |
軌道 | 近点高度 358km/遠点高度 2550km/軌道傾斜角 33.24°の楕円軌道 |