そこらの天使ならともかく、このエデン・・・イリアス様を見誤るなど、ありえません!!
概要
終章にて登場した女神イリアスによって生み出された三番目の熾天使。
全ての天使の頂点に立つ天使長であり、非常に強力な力を持つ。
イリアスを絶対的存在として盲信しており、イリアスを悩ませる者は決して許さず、イリアスの命令であれば何であろうとも遵守する。
「三番目の天使」と呼ばれることに強い劣等感を持っており、イリアスから離れていった2人の姉に対しては上記のイリアスへの忠誠心も相まって強い憎しみを抱いている。黒のアリスやプロメスティンには良いように扱われたり無能扱いされることも多かった。
劇中での扱いはやや不遇だが、その強さは本物。
普段見せている女性の体は力の一端に過ぎず、その本体は「天界の楽園そのもの」とされる一つの大陸に匹敵するエネルギーを秘めた極大スケールの存在(ファンからの通称は「エデン神社」)であり、終章の終盤にてその姿を見せることとなる。
聖魔大戦を経験している古参の天使の生き残りでもあり、その当時も上記の本体を露わにして六祖の一角と戦ったことがあるらしい。
もんむす・くえすと!ぱらどっくすRPG
中章の最終盤、雪のほこらでようやく対面。同伴者がイリアスの場合は感動の再会(エデン視点)の後、そのままパーティー入りとなる。
当初はイリアスの行方がわからない上、天使達の先行きも不透明な状況から「ああ、(心が)寒い……」と嘆いていたが、肝心のイリアスからは「全裸で祈っていたとかアホですか」と久方ぶりの罵倒に歓喜していた。(初期装備も槍一本だけと言う手の込みようである)
再会して早々に残念っぷりを炸裂させたものの、イリアス不在の中30年もの間、とある脅威から世界を守り続けていたその力は熾天使に相応しく白兎からも称賛されている。ただその祈りも限界間近であり、そんな矢先にイリアスと再会出来たのは運命的だったと言えよう。
合流後、イリアスによりルシフィナ・ミカエラの再臨が提案されたが、再度離反される可能性を危惧したエデンだけは後ろ向きであった。が、今度は立場的に「エデンお姉ちゃん」になるとイリアスから唆されるとあっさり陥落。互いに弱体化していた事もあり、実際再臨した二人はロリっ子の状態だったが、ある意味最高の形で「エデンお姉ちゃん」が実現した事に当人は至福の極みに浸っていた。
またある出来事から天使の立場に驕らず行動できるほど考えが柔軟になっており、その後もルシフィナちゃんとの邂逅により、芯の部分で理解出来ていなかった人間への傲慢さも改めるなど、イリアス同様もんくえ本編から大きく成長・救済された人物の一人である。
立場的に敵対していたもんくえとは異なり本作では基本友好的。ルシフィナとの因縁はあるものの息子のルカのおねだりにも普通に応えてくれる上に、中には優しく甘やかしてくれるシーンも。
ちなみにギターが得意と言う妙な才能があり、「ギタリストはエデンとエデン以外の二種類しかいない」と豪語している。
作中では、ルカ達がいる世界とは別の並行世界のエデンも登場する。ちなみに、前作とルカ達がいる世界のエデンは全裸なのに対し、並行世界のエデンは衣服を纏っている。
キャラ性能
もんくえ本編では相手が悪すぎた事であまり活躍出来なかったが、もんぱらにおいては最強格の天使。固有アビリティにより、イリアス、熾天使姉妹とパーティーを組んだ場合、一人につき+0.3倍ほどのステータス補正が乗り、四人で組むと驚異の1.9倍ものステータスになる。
他にも「聖技」の威力が攻撃力依存と言う独自性能から「槍技」との両立が可能なため、攻撃力をメインに上げてやれば単独でも優秀なアタッカーとして活躍出来る。
一応これでも本気モードの「エデン神社」になれないほど弱体化している状態である。
エデンさん
あぁ~
強い力を持ちながらも劣等感に苛まれる不憫なキャラクターという立ち位置の彼女だがファンからは「エデンさん」という愛称で親しまれている。
終章の中盤にて天使の一人が「なんだか難しい話・・・。エデン様、わかるかなぁ?」と言うシーンがあり、そのせいか「おバカキャラ」として認知され始める(本来は「エデン様(なら)、わかるかなぁ」という意味である)。
「三番目」という発言に強く反応したり黒幕と真の黒幕とも言えるボスキャラ達の前座だったりと元々美味しい役どころではあったが、この台詞を公式質問サイト(現在は閉鎖中)で取り上げられたのを皮切りに様々なネタ系の質問が飛び交うようになり、今となっては愛されキャラとして親しまれるようになった。
あくまでも二次ネタに過ぎなかったが、もんぱらでは天使の一人に「引きこもり」と思われていたり幼い姿の姉2人を見て「あぁ~」と頬を緩ませるなどのシーンが描かれ、ファンからも一層愛されるキャラとなっている。