ロリアス
ろりあす
同作に登場する女神イリアスのロリ化した姿に対し、ファンが名付けた非公式の愛称。
その実態は、前作でルカ達に倒された女神イリアスその人である。理由は不明だが、倒されて消滅した後、『ぱらどっくすRPG』の世界に転生する。
本来作中でも最強クラスの絶大な力を持つ「神」たる彼女だが、この姿となってから本来の力からは「程遠い」などというレベルではないほどに弱体化してしまっている(しかも、初登場シーンはかなり酷いポーズになっている)。
また、ロリ化の影響からか精神的にも退行してしまっているような一面が見受けられ、前作の姿からは想像も出来ないほど可愛らしい一面を見せてくれる。とはいえ魔物嫌いかつ自分大好きな腹黒キャラ自体は原作からしっかり引き継がれ、時にはそれ故に傲慢なドブ川ムーブもしばしば見せる……のだが、かつてその後ろ盾となっていた絶対的な力も失われてしまっているが故にかなり小心者と化し、黒のアリスの影にビビりまくる一幕も。
ただそんな彼女もルカ達一行と旅をするにつれ、自身の知らない地上世界を実体験した事で考えが変化。再創世計画への執着を改め、この地に生きる全ての生命が精いっぱい生きる事を許すと宣言するほどに性格が軟化する。随所で的確な助言をしたり、悪意ある人間や暴力を振るう魔物を戒めるなど、本来備えていた創世の女神らしさを発揮している。
ゲーム最序盤で同じく幼女化したアリスとの2択で加入。初期種族は「下位天使」。
前章時点では3人しかいない天使の一人であり、アリスを選んだ場合は2人のみ。
アリスと比較すると転種先のバリエーションでは劣るが、天使系列自体が初期状態から瀕死時に100以下のダメージを無効化する「加護の肉体」という強力なアビリティを持つ上に大半の敵に有効な聖属性の攻撃技を数多く覚える強力な種族で、攻防共に敵を捻じ伏せるパワープレイに向く。
その分大半の敵が使用してくる快楽属性の技が弱点となっているため、崩れると脆い一面も持つ。
またロリアスをお供に選んだ場合、中章にてエデン、ルシフィナちゃん、ミカエラちゃんと極めて強力な天使が3人も加入する。そのためこれと言って強化イベントなどがないロリアスは戦力的に歯がゆい立場に。「そうせいのめがみ」の終章に期待である。
※以下、中章におけるネタバレ※
その正体はもんむす・くえすと!本編(正史世界)にて、ルカとアリスに敗北し消滅したイリアスの断片。身体が縮み弱体化してしまっているのはこれが理由であり、もんぱら世界がロリアスの知っている世界と違うのも、そもそも彼女が存在した正史と違う世界ゆえ当然と言える。当然もんぱら世界にも本来のイリアスが存在しており、むしろロリアスの方がイレギュラーな存在である。
劇中では何かと手癖の悪さが目立ち、アリスからポケット魔王城を、裏世界のドンから鍵をスるなど、見事なピックポケットを披露している。さらには本来干渉出来ないはずの世界から重要アイテムをくすねるなど、時空を超越した神技すら涼しい顔でやってのける。
「……いただきです(笑顔)」