概要
CV:諸星すみれ
エインズワース家の一人で、外見は小学生低学年ほどで年相応の明るく天真爛漫な少女。ただし、強がりで若干めんどくさい性格をしている。
『ドライ‼︎』の舞台である平行世界の冬木市、エインズワース城に住む。イリヤたちと友人になったが、互いの陣営が敵対関係である事を知ると、後ろ髪を引かれるような思いで別れる…。
と、ここまでは普通の少女のように思われるが、実際はエインズワースが得意とする置換魔術でイリヤをぬいぐるみに置換するなど、第五次聖杯戦争のイリヤにあった鬼畜ロリの要素を受け継いだかのようなキャラクターとなっている。
物語中盤での決戦最中、ジュリアンの要請で謎の黒い立方体から湧き出る聖杯の泥のような物を浴びる事になり、なぜかその中で平然としているなど、本当に人間か疑わしい描写がなされている。
それを機に体躯がイリヤ達とほぼ同じ大きさまで成長し、人格も荒み病みきった陰惨なものへと変貌。自らの属するエインズワース家を「嘘だらけの家」と評し、街中で再会したイリヤに対しては感情を失ったかのようなトラウマ級の鬱状態で、自分を殺すように冷たく懇願する。
関連タグ
ジュリアン・エインズワース アンジェリカ・エインズワース ベアトリス・フラワーチャイルド
※以下、エインズワース家が属する「美遊の世界」の根幹にかかわるネタバレ。
仮説と真相
凛は最初、エインズワースが聖杯戦争を仕立ててクラスカードを創っているのは『ある英霊』を引き当てる事を目的としており、実際にそれを達成させた、と考えていた。そしてエリカにその目的とした英霊を使わせているのだ、と。
そして、エリカが使っている英霊の宝具と見られる『ピトス』を開き、その中に秘められた、まさに原初の聖杯とも言えるであろう人類史上最大の願望器である『最期の希望(=エルピス)』を使うために、聖杯戦争の完遂を目指しているのだろうと。
ただ、これはあくまでも仮説。ほかならぬ件の英霊の伝説には意味が確定できない不確定要素が多く正確な読み解きができないため、当然のことながら凛たちは他にもいくつかの可能性を仮説として考えていた。
そして真実は───最悪のケースであった。
だから此れは───神話を終わらせる御話。