概要
フルネームはエリザヴェータ・セルゲーエヴナ・トゥクタムィシェワ。
愛称はリーザ。
最も尊敬する選手は、兄弟子のエフゲニー・プルシェンコ。
好きな選手や演技に浅田真央、キム・ヨナ、安藤美姫、ジョアニー・ロシェットなどを挙げているが、憧れの選手はいないとのこと。
同じくフィギュアスケートをしている7歳年下の妹、エフゲーニャがいる。
略歴
2011年世界Jr.選手権2位
2012-13シーズン ロシア選手権優勝
2014年GPファイナル優勝
2015年欧州選手権優勝
2015年世界選手権優勝
スケート技術
安定したジャンプを最大の武器としている。
2015年世界選手権SPにおいて、女子史上6人目のトリプルアクセルを成功させた。
ルッツとフリップのエッジの踏み分けもできており、また回転不足を取られることも無く跳べる。
一方でリンク遣いが狭いと評されることもあるが、その点は現在修正中のようである。
名前表記に関して
キリル文字表記、ラテン文字への転写に則ると、フルネームはエリザヴェータ・セルゲーエヴナ・トゥクタムィシェワとなる。
しかしメディアではトゥクタミシェワ、トゥクタムィシェワ、トクタミシェワ、タクタミシェワなどと表記がまちまちとなる。
これはキリル文字からラテン文字に変換するのに特定のルールがなく、数パターンの表記方法があることによる。
ラテン文字への転写は以前は「Elizaveta Tuktamisheva」(トゥクタミシェワ)が使われていたが、パスポートの更新をした2012年以降は「Elizaveta Tuktamysheva」(トゥクタムィシェワ)が使われている。
帝政ロシア、ソ連時代を通じてオフィシャルのローマ字表記はフランス式の綴りが採用されていたが、2000年代後半あたりからロシア外務省のパスポート発行システムの名前を管理するソフトがフランス語ベースから英語ベースに変更されたからである。
このため、彼女に限らずロシア人のローマ字表記の綴りはパスポート更新を行ったものから順次フランス式から英語式に切りかわっている人が多い。