概要
プロフィール
額に第三の目を持つ男性。都市国家テトラジェネシスの人間=テトラジェネスである。
考古学者であり、まだ見ぬ遺跡を求めて宇宙を旅する冒険家でもある。
気になる年齢はというとパーティー最年長の35歳。若干の無精ひげを生やしている。
オペラ・ベクトラが各地を回って探している人物であり、彼女とは師弟関係でありながら恋人同士でもある。
好物は「船中八策」で、師弟揃ってお酒好き。
一人称はゲーム内では俺だが、メディアなどによっては俺・僕・私など様々。
科学文明の出身だが、武器はオーソドックスに冒険用のムチを使用する。あの見た目に反して接近専門のアタッカーであり、属性を付与したムチによる中~遠距離からの攻撃を得意とする。
「ムチを愛用するのは未開惑星条約を配慮してか?」と思ってたら下記にて割とズボラであるのでそういうことではないようである
おそらくキャラとして共通点(ムチの使い手・遺跡巡り・考古学者)がいくつかあるこの人がエルネストのキャラ制作のモチーフになってると思われる。
なお、とあるところで銃火器を使ってるので「文明人なのに重火器も持てない」という訳ではないようである
豪勢な自宅を持つほどの考古学者なのだが、探求心から未開惑星保護条約に引っかかるような行動を繰り返しており、クロードが初めてすれ違った際も、変装もせずに未開惑星の町をうろついていた。
恋人であるオペラは彼に会うためにお忍びでこの星へやってきたが、航行中に宇宙船の燃料が尽きて不時着、故郷に帰るにはエルネストの宇宙船が必要であったため、クロード達にエルネストを探しを申し出た。
AP-3プラズマランチャー・通称「ファイアフライ」と呼ばれる武器を所有しており、作中エルネストがそれでモンスターを討伐した跡が見うけられる。
連邦軍所属のクロードが言うには、「完璧に違法」なシロモノらしい。
仲間にした後は一切使うことはないため故障/紛失したか、クロードのフェイズガンと同じく、エネルギーを使い果たして使い物にならなくなったのかも知れない。
彼を仲間にするためには、数少ない仲間枠にオペラを入れた上で、更にいくつもある(分かりづらい)時間制限付きの条件を満たす必要があるため、作中においてはほとんど隠しキャラクターのような扱いである。
というか、実はフェイスグラフィックが1種類しかなく、プライベートアクションの数も少ない。イベント時に喋るシーンも短めと完全に隠しキャラクターのそれである。
本作の人気キャラであるアシュトンと同時に仲間にすることができないのも痛い選択肢。その為に、何週もゲームクリアしているのに彼の存在を知らぬままだったプレイヤーや、アニメ・漫画・小説媒体で初めて存在を知ったという人も珍しくない。というかネットの普及していない当時、彼を自力で仲間にできたプレイヤーが果たして何人いるだろうか……
中盤のダンジョン(ホフマン遺跡)攻略までに全ての条件をこなしていれば、遺跡からの帰り道でモンスターに憑依された彼が出現、勝利すると助けてくれたお礼にと仲間になる。断る事もできるが、仲間入りしているオペラがPTから抜けてしまうので、彼女を使い続けたい場合はPTが上限(8人)の場合を除いて仲間にする一択となる。
そうまでして仲間にした彼が強いのかというと……そうでもなく、ステータスは平均的。移動速度も平均的。遠距離攻撃は多数持つものの発動速度が遅く、命中率も低めと尖った部分が無い。PS版が出た当時は戦士系最弱とまで言わしめたほど。……というか学者のくせにINTが低すぎる。
ただし、ブロークンハートやディメンジョンウィップなどの優秀な技に特化できれば終盤にはなかなかの戦力になる。とはいえ他にもお手軽高火力を出せるキャラが多数いる以上、やはり彼を使い続けるには愛が必要。
彼を仲間にするメリットが全く無いかというと実はそうでもなく……
街中で自由行動中の彼に対して盗み(ピックポケット)を行うと、序盤の段階で「バトルスーツ」という最強防具が盗める。しかも2箇所の機会=2個も。
バトルスーツは隠しダンジョンなどで入手できる全員装備可能な本作最強防具であるため、いっそのことバトルスーツ引換券と割り切って仲間に入れるプレイヤーもいたとのこと。
なお新たなリメイク作品「スターオーシャン セカンドストーリー R」の公式PVにて『とある建物内にてオペラもいる中でエルネストのもとに行きピックポケット(欄にバトルスーツ有り)をしようとする』シーンがある。このネタを知ってる人には公式はユーザーのエルネストへの扱いをわかってると察せれる瞬間である。
(7:58〜)
そんな彼の境遇を反映してか、4コマ漫画シリーズでは2軍キャラや影薄キャラにされたり、年齢差によるジェネレーションギャップに悩むなど、散々な扱いを受けている。
ディアスと違ってプライベートアクションもあるにはあるが、やはりイベント対象として出てくるのは少なく、加入のタイミングの遅さによって友情値が稼ぎ辛いため、意識して話しかけていなければエンディングにも現れない。
街中のセリフはSO2では珍しい文明人といった役回りであり、クロードと同じく機械文明の出身であることから共有する感覚が近い。発展した未来技術に頼り切った生活を送る人間の視点から、未開惑星の生活を観察/評価する会話が多いため、決してキャラが薄いということはない。存在が薄いのである。
リメイク版にて追加されたプライベートアクションによると、額の目を隠すと大変なことが起こるようで、興味本位で確かめようとしたクロード(レナ)とプリシスにトラウマを刻み込んだ。
漫画版ではホフマン遺跡にて登場。
魔物に襲われていたのをエナジーストーン採取に訪れたクロード達に助けられる。
オペラが探していることを知らされるが、「まだ研究を続けなければならない」と言い残し、自分のペンダントをオペラに会えたら渡してほしいと託す。
その後紆余曲折あってオペラと再会し、最終決戦地エルリアタワーでオペラと共にクロード達の援護に駆け付ける。
スターオーシャンセカンドレボリューション
本作のリメイク版。不遇だったテキストの少なさが改善され、顔グラフィックも新たに書き直されて他のキャラ並みの表情パターンになった。
新規追加PAの『亜世界の扉(2)』にて、エクスペルに自ら来た理由がエクスペルのリンガの聖域にある亜世界の扉を目的に旅に来たことと一人で訪れていたことが判明する(ちなみにエルネストよりも先に知って手を出した知り合いは「事故」にあったとのこと)
戦闘では攻撃速度が上昇したため使い易くなっている。一方で命中精度の低さは相変わらず。やはり彼の実力が発揮されるのは終盤、装備を最適化して技を覚えきった後になるだろう。
スターオーシャンブルースフィア
オペラと共に遺跡調査の為宇宙を旅していたが、アクシデントによりエディフィスに不時着、オペラとはこの時はぐれてしまい、紆余曲折あってレジスタンスの世話になっていた。
武器は変わらずムチ。
衣装は白衣風ジャケットからブラウンのロングコート、青いシャツに黒ベスト、ペンダントはコンパスのようなデザインに。
リメイク版ではシャツが白になりペンダントも普通の石になった位で大きな差異は無い。
スターオーシャン:アナムネシス
ロール | アタッカー |
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武器 | ムチ |
イラスト | エナミカツミ |
実装日 | 2020年10月 |
イベント「逆襲のファントム」の追加キャラとして実装された。外見はPS版基準となっている。