概要
OVA本編においてはガランの口から語られる程度で、その詳細が明確に言及される機会は無かったが、各種外伝作品においてその出自や製造目的などが鮮明に描写されている(但し、漫画版&小説版共にパラレル設定)。
漫画『マジンカイザーSKLヴァーサス』
世界征服を企む科学者「ファウスト」が造り出した「戦力」とされ、真上以外にもファウスト麾下のエルプスユンデが複数登場。
最終的には自身らを消耗品として扱う創造主に反逆した彼らは、海動と真上に決着を挑むこととなる。
小説『PROJECT KAISER 誕生編』
本作では「エルプズュンデ」表記。
こちらでは物語開始よりも遥か以前に勃発した大戦の中で開発された、マジンカイザーSKLなどといった兵器を扱う為に製造された、一種のロストテクノロジーの産物であるかのような示唆がされている。
該当人物
マジンカイザーSKLのパイロット。
実は、人造人間エルプスユンデの「ナンバーMK174」であり、そのことにトラウマを持っていた。
劇中では、ガランにこのことを知られたことが原因で攻撃に隙が生まれ、敗北する一幕があった。
スパロボシリーズでは
携帯機シリーズ
本作のオリジナル要素であるオデュサイトと深い関連を持っており、ノーヴル・ディラン博士によって生み出されたサヤ・クルーガーとアユル・ディランが、真上と同じエルプスユンデとしての出自を持っている。
本作におけるエルプスユンデ技術の開発目的は漫画や小説と異なるものとなっているが、どちらかと言えば「機動兵器や超エネルギーを扱うための端末」という小説設定に近い形で描写されている。
また、誕生において人の手が加えられているという共通点があるため、ファフナー系のユニットでガランと戦闘をすると、ガランが「我らと同じエルプスユンデ」と呼ぶ、特殊戦闘台詞が用意されている。
本作でのエルプスユンデたちはそれぞれ異なる遺伝子を使い生み出されており、キバはそのうちの一つである古代ミケーネ人のDNAから生み出されているため、ミケーネ復活の儀を執り行うことが可能だったとされている。