エルル(慎重勇者)
えるる
CV:古賀葵
異世界ゲアブランデにて幼馴染のマッシュと共に竜宮院聖哉のパーティーメンバーになるべく故郷ナカシ村からセイルムの街にきた魔法使いの少女。
マッシュと同じく見た目は人間と変わらないが竜族。マッシュ同様、16年前に竜の里から「魔王を倒す最強の武器を得られるために」とに預けられた。
マッシュとは仲間以上恋人未満の関係。
聖哉の事は「聖哉君」、リスタルテは「リスたん」と呼んでいる。(いいのか?リスタがいいならいいんだけど)
なお聖哉からは「ちんちくりん」扱いされている。
当初は聖哉からまったく期待されていなかったが、聖哉がマッシュを魔王軍四天王デスマグラから救った後はマッシュと共に荷物持ちその2として聖哉のパーティーに加わった。
統一神界にてマッシュと共に修行に訪れるも、魔法の修業を担当した火の女神ヘスティカからは(本人には告げていないものの)才能がないと断言されているように実は魔法使いとしての資質は低い。
そんな彼女がなぜ勇者のパーティーに選ばれたのかというと…
実は魔王を倒すための聖剣イグザシオンを作るための生贄とするために竜族の里の長リヴァイエによって人間の世界で育つよう仕向けられていたのである。エルルの両親はこれを拒否しようとしたため親族共々殺されたという(おそらくマッシュの両親も)。
里の者もこれに同調、犠牲で世界を救うことに反対するリスタとマッシュはそれを見越したリヴァイエに前もって毒を盛られて動けなくなり、彼女も生贄になることを強制される状況に追い込まれる中…
(あくまで荷物持ち呼ばわりではあるが)仲間を犠牲に世界を救うことを良しとしない聖哉によってリヴァイエが破れた上に聖剣の生贄になり(聖哉曰く「世界を救うために命を使えて本望だろう。」「長、お前が生贄になれよ」と思った人もいただろうに至極ごもっとも)、彼女も重荷から解放されるようになった。ただしリヴァイエを生贄に出来た剣はイグザシオンには程遠い物だったが、聖哉は「ガナビー・オーケー(なんとかなる)」とリスタに述べた。
その後再び統一神界に訪れた際に自分が必死になって覚えた魔法を聖哉があっさり覚えた上に発展技にしたことでやる気をなくしていたが、女神アリアドアにステータス成長を見込まれ(アリアの見立てでは生来の物ではなく、聖哉たちの力になりたいという気持ちがステータスに反映されたという)、新たな力として遅延魔法「ディレス」と迅速魔法「ヘイスト」を得ることになる。