概要
アンディ・ウィアーによるSF小説『火星の人』を基にしたSF映画。
火星に置き去りにされた宇宙飛行士のサバイバル生活と彼を救出しようとする周囲の努力、そして無事地球に帰還するまでを描く。
あらすじ
火星への有人探査計画「アレス3」にクルーとして参加した宇宙飛行士のマーク・ワトニーは、探査中に大砂嵐に逢い、倒れてきたアンテナの下敷きになってしまう。クルーたちはマークは死亡したと判断し、地球に帰還してしまった。
だがマークは生きていた。火星に置き去りにされてしまったマークは次のミッションであるアレス4が到着する4年後までに生き残るため、持ち前の植物学の知識と残された技術を利用して火星で暮らし始めた。
マーズ・パスファインダーを修理し通信手段を回復したマークは地球に自分が生きていることを伝える。
NASAは追加の食料を乗せたロケットを打ち上げるが失敗。地球に帰還中のアレス3のクルーを全員帰還させるか、火星に引き返してマークを助けるかの二者択一を迫られた時、中国国家航天局が協力を申し出てきた。
キャスト
役名 | キャスト | 吹き替え |
---|---|---|
マーク・ワトニー | マット・デイモン | 神奈延年 |
メリッサ・ルイス | ジェシカ・チャステイン | 林真理花 |
リック・マルティネス | マイケル・ペーニャ | 石上祐一 |
ベス・ヨハンセン | ケイト・マーラ | 白河万紗子 |
クリス・ベック | セバスチャン・スタン | 浜田賢二 |
アレックス・フォーゲル | アクセル・ヘニー | 志賀麻登佳 |
アニー・モントローズ | クリステン・ウィグ | 加藤有生子 |
テディ・サンダース | ジェフ・ダニエルズ | 郷田ほづみ |
ミッチ・ヘンダーソン | ショーン・ビーン | 磯部勉 |
ビンセント・カプーア | キウェテル・イジョフォー | 志村知幸 |
ミンディ・パーク | マッケンジー・デイヴィス | 東條加那子 |
作風
作中の〈アレス3ミッション〉の指揮官であるメリッサ・ルイスが1970年代のディスコミュージックが好きという設定であり、劇中でも随所で彼女が火星に持参した曲が流されている。
関連タグ
表記揺れ→オデッセイ
ザ!鉄腕!DASH!! - 映画の内容が一部で火星版DASH村だと話題になり、ワンシーンにTOKIOを混ぜたコラージュや、マークをリーダーに見立てた嘘字幕などが流行った。人によっては正規の宣伝に「よくある感動の押し売りもの」と無関心だったのが、この評価で食指が動いて見に行ったとの声も。
ジャミラ - 主人公の境遇が彼に似ていたたため、ネタにされていた。
ちなみに上記2件に関してはtwitterの公式アカウントでも言及されている。