CV:松岡禎丞
TCG
ブースターパック第2弾「Believe&Betray」から登場。
ネタバレ防止のため合理体がメインパッケージに出ていない定理者。
緑の属性をもっており圧倒的なパワーで押しつぶす戦法が得意。
同名での使用が前提であるが他の定理者と組みたいのであれば相性がいい同色のクロエと組ませると動きやすい。
アニメ版
警察特殊機関『ALCA』に所属する定理者(ロジカリスト)。定理者として人並み外れた潜在能力を持つと分析されている。
不吉な事をパーセンテージで予言のように示すなど何かを示唆するような思わせぶりな言動が多く、いつも定理者達の輪に入っていない青年。アテナやネメシスや曰く「定理者であって定理者でない」。ナイエン支部の他の定理者達も彼を遠巻きにしており、更に捕獲した使者(フォーリナー)を収容する部屋に頻繁に出入りする、美親が知り合いである他支部の定理者に問い合わせても彼の事を知る人物がいない、活動記録が一切無いなど謎が多いが…。
ネタバレ
……その真相は、盟約者がいないからであり、定理者としての活動時間がゼロなのも、彼の事を知る人物がいないのも定理者として活動できないからであり、使者のいる部屋に出入りしていたのは盟約者を探すため、輪から外れていたのは他の定理者達が彼を不憫に思い、声をかけづらかったから、というしょうもないものであった。つまり、かませ犬以前の問題だった。ちなみに、不吉な事をパーセンテージで予言のように示すのは長官のヤルノ曰く「よく当たる占い」との事。
当初は新人定理者であったために縁も盟約者がいなかったが、6話で盟約者を見つけたため、盟約者がいないのは彼だけに。果たして彼に盟約者は出来るのだろうか?
真相が判明してからは、定理者達の輪に加わり、食事も共にとるようになる。また、その立場から一種のコメディリリーフ的存在になっている。
更にネタバレ
9話時点でも盟約者は見つからず一人自主トレを続けていたが、自分だけ戦えない事に疎外感を人知れず感じていた彼は、オペレーターであるミキ・シノブに励まされる。その後ALCAで捕獲していた使者(フォーリナー)エンリルに盟約を要求するが、逆に自分を外から出せと要求される。
迷うオルガ。しかし、彼はそれを断る。それなのに、なぜかエンリルの檻が解除され、オルガはトランスジャックされてしまう。美親らの活躍により救出されるもロジックカードを失い、定理者でなくなってしまう。
愕然とするオルガ。そこにミキ・シノブがやって来る。実は、ミキはルシフェルに操られており、エンリルを出した張本人は彼女だった。彼女はオルガのロジックカードを拾っていたルシフェルをオルガの元へ案内し、オルガのロジックカードを返却させた。
結果、10話にてルシフェルの「人と神は共存すべき」というロジックへの共感とかねがね抱いていた定理者としての劣等感、そして「美親と肩を並べて戦いたかった」という思いから、ルシフェルと盟約・合体(トランス)し、1期のラスボスとなる。
その力は圧倒的で、他の定理者達を次々に撃破し、ALCAナイエン支局に捕らえられていた使者の檻を破り、脱走させていく。
美親がオーバートランスを行い、ピンチに陥った時も、負けじとオーバートランスを実行し、壮絶な殴り合いを行う。途中、ルシフェルが彼を乗っ取ろうとするも、それを振り払い、心中を吐露しながら戦い続けたが、先にオーバートランスリミットが訪れ、変身が解除・敗北。オーバートランスの反動で散らばったロジックカードは、美親のオーバーロジックドライブにより近辺に留まり、全て回収された。
決戦後は、ALCAに戻り、ヴェロニカ局長に頼んで自分への戒めとして追尾型ボムを周囲に配置。捕縛されたルシフェルと面会した際は、「人と神の共存」のロジックカードを返還しようとするも、「生き恥を晒すなら死を選ぶ」としたルシフェルに拒否され、彼もそれを受け入れ、ルシフェルから感謝される。しかし、「あんたのおかげで自分の傲慢さに気づけた、これから俺はもっと強くなれる」と感謝の言葉を贈り、「お前のこの思想だけは間違ってなかった。その意思は俺が受け継ぐ」としてそのロジックカードを自分に取り込み、ルシフェルの最期を見届けた。その時、彼の左手にはルシフェルの紋章が浮かんでいた。
そして、「記憶」のロジックカードを失ったために、記憶喪失になった美親に代わってリーダーとなり、ロジックカード回収にあたっている。