概要
SNKの格闘ゲーム、『餓狼伝説』シリーズのキャラクター、ヴォルフガング・クラウザーの必殺技(超必殺技)。
直立して両腕を後ろに引いてから、巨大な気弾を発射する。
初めて登場したのは『餓狼2』だが、当時は通常の必殺技であった。ジャンプで飛び越すことがほぼ不可能な巨大飛び道具であり、威力は大きいものの、相手の飛び道具で相殺される。
『餓狼SP』や『KOF'96』以降は超必殺技となったが、『餓狼SP』ではタメコマンドの技に変更されたほか、相手の飛び道具に相殺される点は変わらない。それ以降のシリーズでは、ボタン押しっぱなしで溜めて威力を上げることができる。
その後、『THE KING OF FIGHTERS』(KOF)シリーズのキャラクター、ルガール・バーンシュタインも必殺技として使用する(恐らくはクラウザーの使用した技の模倣と思われる)。
両使い手が共演する『KOF'98UM』では、クラウザー対ルガールの時の試合開始前には互いにカイザーウェイブを撃ち合う専用デモがあるが、このデモをボタンでスキップするタイミングによっては、カイザーウェイブが正しく相殺されずにどちらかが喰らってしまう(ダメージも入る)。
ルガールの息子のアーデルハイド・バーンシュタインも『KOFXI』において、よく似た技を超必殺技として使用するが、こちらの技名は「G・クローンプリンツ」である。