概要
本作に登場する「貴婦人の村」の領主。
かつてアリスフィーズの母にして先代魔王だった、アリスフィーズ15世と魔王の座をかけて争った粘肉を身に纏った上級妖魔。
アリスフィーズ一族とは遠縁に当たるらしいが、人間の支配を主張したカサンドラは人間との共存を唱えたアリスフィーズ15世と対立していた。
極めて冷酷な性格で、弱肉強食を掲げており、敗者にはたとえ娘でも容赦しない。魔王に及ばなかったもののかなりの実力者で、アリスも名前を聞いた途端、ルカに戦うなと忠告するほど。
魔王の座に敗れた後は、「貴婦人の村」に住み着き、普段は娘のエミリや配下の魔物娘達とともに人間に化け、村に訪れてた男を捕食していた。
村を訪れた男達がいなくなる噂を聞き付けたルカがその調査のために村に訪れたが、アリスが同行していることを知り、最初は彼女に免じて襲うことなく見逃して村から帰そうとした。だが、ルカが村を怪しんで留まろうとしたために、今度は配下達に襲わせた。
ルカが配下を倒して自身の館に押し入り、ルカに敗れて封印されたエミリの後に現れるが、助けを求めてきたエミリを弱者と切り捨て捕食したことによりルカの怒りを買う。
そのままルカと戦うも、その実力でルカを圧倒していたところにアリスが現れ、彼女とその母が掲げた人間との共存を嘲笑し、アリスに襲い掛かる。しかし、アリスからは村に引き籠もって弱い男達ばかり捕食し続けたことによって当時よりも弱体化していることを指摘され、アリスの魔眼(魔眼は本来、格下や油断している相手にしか通じない)を受けて自身の粘肉の主導権を奪われて粘肉に浸食されてしまう。「人を殺し過ぎた」としてアリスに処断された際には醜く命乞いをしながら滅ぶ、という因果応報の末路を遂げた。
もんぱらRPG
本作でも、魔王家に連なる名族ネーレイド家の当主たる高位の妖魔貴族にして、アリスフィーズ15世と次期魔王の座を巡って争った候補者の一人として登場。
貴婦人の村で冒険者を誘い込んで捕食するという暴虐を働いていたが、ネリスによって退治されて療養中だったところ、その隙を突いた部下のキャンディの造反に遭い、相手の魔力をお菓子に変えて奪ってしまう彼女の能力によって力を失い、更にカサンドラの魔力お菓子だけが半分以上食べられていたせいで、力を完全には取り戻せず弱体化した姿(例によってロリ化)での登場となった。
本作でのカサンドラの力は、彼女の娘であるエミリと同等であるらしい。
アリストロメリアの正体を見抜いているようで、幼少時から憧れていたと口にしている。
プレゼントは肉食性スライムの性質が強いのか肉類が好物。
味としては辛い物が好みでそれ以外は何かと理由を付けて受け取らない。
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