概要
CV:新井里美
中性的な容姿を持つ、魔法使いの少年プレイヤー。人付き合いが得意ではなく、傍目には何を考えているのかわかりづらい。実はずば抜けた記憶力を持つ天才。
第二回イベントにてメイプル・サリーと知り合い、のちに【楓の木】に加入する。
3000ピース以上あるミルクパズルのピース一つ一つの形を全て覚えておくことができるだけの記憶力に加え、ゲーム中の図書館に所蔵された全ての本をあっさりと読み尽くす処理速度も併せ持つ凄まじい頭脳の持ち主。
ボードゲームの類も圧倒的な実力を誇り、まるでゲームのCPかのごとく自分の実力をレベル別に調整するという離れ業も当然のごとくやってのける。
なお、双子にとってはレベル1でも全く歯が立たない強敵であり、頭脳派なサリーをほぼ完封する腕前のメイプルですら本気のカナデには一度も勝てていないようだ。
人智を超えた頭脳のせいで話す相手の内心を見通してしまい、基本的には人付き合いが苦手。
しかしメイプルはそもそも内心など存在しないと言っても過言ではない無邪気さのためカナデにとって非常に心地よい相手であり、彼の頭脳ををもってしても予測できない行動に日々の楽しみを見出している。
彼が所持するキューブ状の杖には【神界書庫(アカシックレコード)】というスキルが付与されており、日替わりで戦闘系・生産系・その他のスキルをそれぞれ3つずつランダムに取得できる(一日経過すると【神界書庫】で取得したスキルは消滅する)。
後に同じ形の杖【魔導書庫】を獲得し、【神界書庫】と融合。これにより【神界書庫】で得たスキルをMP先払いで【魔導書】にして【本棚】に保存し、使用時に即発動できるようになった。
さらにその後同種の杖【技能書庫】を獲得、融合。こちらはMPを使用しないスキルを【技能書】にして【本棚】に保存し、使用時に即発動できる。
つまりランダム性はあるもののあらゆるスキルを好きな時にノーコストで使うことができるのである。
ただし、【魔導書】【技能書】ともに消耗品であり、一度使用するともう一度取得するまで同じスキルは使用できないというデメリットが存在する。
また、【本棚】に保存されたスキルは【神界書庫】で得たスキルであっても使用するまで消滅しない。
この装備は「運営の悪ふざけ」で作られたものの一つで、カナデの特異さを象徴している。
どうも運の良さにも密かな自信があるらしく、「僕は引きが強いなぁ」と自分で言っているほか、マルクスに運の良さを訊かれても肯定している。
その運によって【神界書庫】から何かしら強力なスキルを引き当てたことが示唆されているが…まだ切り札として【魔導書庫】に保管されているようだ。
ギルド唯一の後衛(生産職のイズも似たようなことができるが)であり、的確な頭脳を伴う支援が強力。
フレデリカやミザリーのように常時強力なスキルを使うわけではないものの、ギルメンの特異さが際立つ楓の木では基礎的な支援とイズのアイテムで十分である。
テイムモンスターはスライムのソウ。
自身や味方に化けることができ、その能力やスキルをコピーできる(ただしダメージやスキルの性能は半減する)。
また、ソウが【魔導書】を使ってもカナデの【魔導書】はなくならないため、実質【魔導書】を消費せずに使用できるようになった。
関連タグ
マジカロイド44:中の人つながり。「四億四千四百四十四万四千四百四十四種類ある未来の道具の中から、日替わりでランダムに出した道具が使える」という似たような能力を持つ。