概要
CV:杉山紀彰
侍のような風貌をした大盾使いのベテラン男性プレイヤー。イズとは旧知の仲。第一回大会で9位に入る程の実力者。
掲示板経由で初期装備のメイプルの奇行を知り、その後同じ大盾使いであることから声をかけてきた彼女と交流を持つようになる(アニメ版ではクロム本人が目撃者になっている)。
【楓の木】の兄貴分にしてメイプルの保護者枠。イズやメイプルの親友のサリーと共にメイプルが気持ちよくゲームが出来るように心がけている。
ネット掲示板のスレッド「メイプルちゃんを生暖かく見守るスレ」の住人(鍵付なので住民以外はスレを見れない)でもあり、【楓の木】結成後、本人たちの許可を得た上でギルドメンバーの不利にならない程度に時折情報を提供している。
不人気職にして防御重視の大盾使いながら、第一回大会(バトルロイヤル)で9位に入る程の実力者。つまり本来の大盾トッププレイヤーを体現したのが彼である。9位という順位も「(メイプルは別として)大盾でそこまでいくとは」と評価されており、ゲーム中最強の大盾使いと言って差し支えない(というかメイプルは本体が硬すぎて盾捌き技術を磨く必要が殆どなく最早別物)。
【楓の木】加入前は基本ソロ、時折即席パーティーを組むといったプレイスタイルだった。その関係上極振りはしておらず、攻撃スキルも所持しており大盾ながら攻撃力は中々高い。
【楓の木】の中では、メイプルが最大の矛も兼ねているため第二のタンクとしての役割を持つ。マイ&ユイのようなフォロー必須な人もいるためメイプルが攻撃に専念しているうちは彼女達を守っている。
このお陰で【楓の木】の犠牲者を最小限に留めることができている。
死亡回数は大盾を使いこなす為の死亡覚悟の訓練の繰り返しにより既に千回を超えており、徐々に強くなるメイプルの姿を見て自分の能力をメイプルの劣化と思い悩んでいたが、死亡回数が解放条件となる隠しダンジョンでユニークシリーズを手に入れ、実質【楓の木】の再生盾となり「普通」から徐々にずれ始めている。
ちなみにアニメ版ではダンジョン【亡者の墓】入場条件の死亡回数がたったの「4回以上」になっているが、原作では「千回」。恐らく漢字の「千」を手書きした結果、数字の「4」と区別が付かなくなってしまったのだろう。もしくは「4」と「死」をかけたアニメスタッフの洒落だったのかもしれない。その他「4桁」と間違えたのではないかという説もあるが、何にせよ本来要求される回数は途轍もないものである。
メイプルの劣化と思い悩んでいるが、メイプルよりもHP・STR・AGIが高い、大盾捌きが上手い、状態異常耐性がメイプルより豊富(最新巻のステならミィの【火炎牢】(炎上属性のスリップダメージ)も無効化できる)、とメイプルより優れた点はいくつもある。特にAGIの差はパーティーの行動速度に直結するため無視できない要素(クロムも20と然程高くないがメイプルとの速度差は歴然)。
スキル
攻撃スキル
【刺突】、【炎斬】など
【バトルヒーリング】
戦闘中、十秒ごとにHPが1%回復する。
死亡覚悟の大盾の訓練中に偶然獲得した。大盾捌きとこのスキルで第一回大会で9位入りした。
【精霊の光】
クロムが第二回大会報酬に選んだメダルスキル。クロムの奥の手中の奥の手。
十秒間、全てのダメージを無効化する聖なる光がクロムに降り注ぐ。
装備
先述のダンジョン【亡者の墓】のボス討伐報酬のユニークシリーズ。
まとめるとえげつないほどの回復力と常時食い縛り効果を持っている、大盾プレイヤーとしての性能を大幅に引き上げるもの。その性能は通常の大盾プレイヤーの範疇を逸している。
普通でない方向に片足突っ込んだ状態とはいえあくまで大盾使いとしての性能に留まっており、これでも【楓の木】の中ではまだまだまともな方である。
呪われそうな装備の見た目も相まって相手からしたらまるで悪役である。
血塗れ髑髏
【魂喰らい(ソウルイーター)】
モンスター、プレイヤーを倒した際にHPが最大HPの1割回復する。
【破壊不能】
【VIT+25】
血染めの白鎧
【デッド・オア・アライブ】
HPが0になる際、50%の確率でHP1で生き残る。
【破壊不能】
【VIT+25】
【HP+100】
首落とし
【命喰らい(ライフイーター)】
ダメージを与えた際、与えたダメージの1/3のHPを回復する。
【破壊不能】
【STR+30】
怨霊の壁
【吸魂】
攻撃によるダメージを受けた際にHPを3%回復する。
【破壊不能】
【VIT+20】
【HP+100】
関連項目
クロコダイン…タフで赤い兄貴分
クライン(SAO)…VRMMOが舞台の赤いカラーリングかつ侍風装備の兄貴分繋がり。