『カミワザシェイカー!』
概要
『カミワザ・ワンダ』に登場するカミワザガジェットの一つ。
名前の通り、シェイカー型の外見をしたガジェット。
上部にはダイヤルがあり、正面にはカミワザショットやカミワザフラッシュと同じマークがついた隙間がついたカバーに覆われたモニターがある。
マサトに連敗していたユートがミライからの差し入れとして貰った、テルの店名物のいちご大福から発想を得てワンダが地球に持ってきていた部品から自作した。そのため、初の地球産カミワザガジェットとなる。
ブラックカミワザシェイカー(仮称)
37話でバグバイツがバグデスからユートの物を奪取するよう指令を受けたが、プロミン達の警備の厳しさの前に失敗。そこでグレイトの入れ知恵からカミワザシェイカーをもう1台作り、ユートから奪ったことにしようとテララらは画策。メガガが視て記憶したデータを基に、グレイトとメガガが製作・複製した(カラーリングはマサトのブラックカミワザショットと一緒だが···)。
しかしそこへ、マサトがマイティ、ベルミンらを引き連れて製作所のアジトへ侵入。
争奪戦の結果、マサトの手に渡り彼の戦力を増強する事になった。
カミワザショットと違い、配色以外ユートのカミワザショットとはなんの差異もない(システムボイスも機能も同一)。
マサトがユート達の仲間になるまではファクトプロミンの探知機能だけを使用していたが、仲間になった後の44話ではマサトがこれを使って初めて合成プロミンを召喚した(何の因果かユートの初使用と同様チャッカミンベースの合成プロミンだった)。
最終話ではシュウが借用して宇宙に持ってきており、バグデスとの真の最終決戦に貢献した。
機能
上部のダイヤルを反時計回りに捻ると正面のカバーが開き、内部のモニターが露出する。逆に、閉める際は枠を時計回りに捻る。
合成(プロミンゴーセイ)
『プロミンゴーセイ!』
カバーを開いて待機状態にし、合成したいプロミンのカミワザプロカをダイヤルにタッチするとプロミンの名前が呼称され、同時に絵柄がモニターに表示される。
タッチの次はカバーを閉め、『カミワザシェイク!』の音声と共にシェイク状態に移行。
『シェイクシェイクシェイクシェイク!』の音声が鳴ってる間に本体をシェイクすることで、プロミンの合成が行われる。
シェイクしている間はカバーの隙間から見えるモニターに光の玉が表示されており、シェイクに連動して動く。
『ゴーセイカンリョウ!』の音声が鳴ると文字通り合成が完了した合図。カバーを開けると、完成した合成プロミンのカミワザプロカが表示される。
ここから召喚待機状態にしたカミワザショットに「カミワザタッチ」することで合成プロミンを召喚できる。
ただし縦以外に振るとプロミンが上手く合成されず、『なんてこった!』の音声と共にウ○コのような見た目の合成プロミンが誕生してしまう(連続で使いすぎるとシェイカーが疲弊してしまい、やはり同様の結果になる)。
46話ではなんとターボミンのリクエストから試したところ、3体合成も可能であることが判明した。
ファクトプロミン探知
同じ属性のカミワザプロカを複数枚連続でタッチするとモニターが虹色に発光しつつ電子音を発し、ファクトプロミンの所在地を示す探知機のような状態になる。
ファクトプロミンの所在地に近づく毎に反応は強まり、所在地に到着してカバーを開けると一瞬モニターに砂嵐が走り、『ファクトプロミン!』の音声と共に発見したファクトプロミンが表示され顕現する。
ファクトプロミンが去ったあともデータとして登録される。
こちらは開発者のユートさえも想定外だったモードらしい。
元々は34話にてプロミンゴーセイに連続で失敗し、何度目かのトライ中に発覚した。
その際はシェイカーから突如アラート音が鳴り出し焦ったユートが振ったところ、ウイーンという音を立てた後に虹色に発光を始めた。
ワンダから先ほど合成にトライしていた際同じ属性のプロカを連続でタッチしていたこと、ファクトプロミンの話を聞いたユートはファクトプロミンを召喚できると思いカミワザタッチするも、シェイカーは光を失い完全に動かなくなってしまう(恐らく想定と違う挙動をさせられたためだと思われる)。
ユートが修復したことでシェイカーの再起動には成功。
ユートは故障だと決めつけていたが、ワンダの説得によりもう一度アラート音が鳴る状態へ。
ワンダがシェイカーを持ち別方向へ向けたところ、アラート音から電子音に変わったことでファクトプロミンのいる場所を示していると判明する。
46話では尺の都合(またはバグデスの襲来に合わせてファクトプロミン達が集結していた)か、プロカタッチ後に所定の場所に移動することなくファクトプロミンのデータが解放された。
ファクトプロミン召喚
42話にてドーザミンとバグデスの戦闘中、マサトのブラックカミワザシェイカーが反応。
以前マサトが取得していたメットミンが表示され、合成プロミン同様カミワザタッチで召喚された。任意で召喚できるかは不明。
恐らくユートのオリジナルにも同様の機能が搭載されていると思われる(最終話で使用)。
45話ラストではモニターを開いたカミワザシェイカーとブラックを掲げるだけで、ショットを介さず直接全ファクトプロミンを召喚した。
名称不明
カバーを閉じた状態で、モニターが赤く発光しアラートが鳴る(ファクトプロミンの時ほどうるさくはない)。
42話にてバグデスの出現及びメットミン・ドーザミンの戦闘に反応した。
発光色以外はファクトプロミン探知と同様の挙動。
玩具版
タカラトミーから発売。ケシゴミンのカミワザプロカが付属。
劇中同様合成プロミンを作ることができ、全カミワザプロカを認識する上同じプロカでも順番を入れ替えれば別の合成プロミンを作れるため可能性は無限である。
また、プロカの数が少なくともシェイカー側にアーカイブされているプロミンのデータで組み合わせることができる(地味に本編未登場のプロミンもいる。また、3体合成再現が出来るかは不明)。
当然ファクトプロミン探知遊びも可能(流石に所定の場所に行かないと探知出来ないわけではない)。
プロミン図鑑も見ることができる。
関連タグ
ガシャットギアデュアルβ、アサルトウルフプログライズキー、ゼンリョクゼンカイキャノン:敵の戦力として初登場したのを奪って手に入れた点が共通(ゼンリョクゼンカイキャノンの場合は元がヒーローサイドの設計だったのを敵がパクって作った物である為、或る意味「奪還」と言える点である)。