CV:陶山章央
概要
ゲペルニッチに手により、グラビルに続いて覚醒させられた5体目のプロトデビルン。
シビルと同じく本体は人間体であり、白い体毛を持つ獣人のような外観が特徴。
感情を美に例えて表現することを好み、何かと熟語に「○○美」と付けて発言、更に独特の詩的な言い回しで喋る。
独断専行しがちなギギルやシビルと異なりゲペルニッチに忠実であり、その大いなる野望にも深い理解と感動を示すなど、腹心として暗躍する。
プロトデビルンとしての戦闘力は高いものではないが、プロトデビルン故のスピリチア吸収能力に加え、翼を生やして飛行する、生身で宇宙空間を高速移動する、人間に憑依して操るなど、人知を超えた様々な特殊能力を有しており、市街地などに侵入されると非常に厄介な存在。
また、自ら機動兵器や戦艦に乗り込んで配下のバロータ軍の戦闘指揮を執るなど、直接戦闘よりも特殊工作や戦術指揮などを得意とし、また主な役割としている。
グラビルとは互いの欠点を補い合う良きパートナー同士であり、同時に知能が低く暴走しがちなグラビルを制御することが可能な唯一の存在である。
また、グラビルと二つで一つという特殊な形態のプロトデビルンであり、ピンチに陥った時や本気を出す時には『禁断の合体』を経て、本来の姿であるガビグラとなることが可能。
マクロス7船団を脅かす中盤からの新たな敵として登場し、実際にグラビルと共にこれまで以上の大きな脅威となるのだが、一方で醜態を晒して恥を搔いたり、顔芸を披露するなど、どこか憎めないコメディリリーフとしても描かれている。
また、グラビルとはそっちの意味でもいいコンビ(笑)である。