CV:長谷有洋
概要
同じくプロトデビルンのゾムドとは対になる関係であり、こちらは男性型で黄色を基調にした外見をしている。
ゾムドと交互に発言する特殊な話し方と、「フォッフォッフォ」という感じの笑い声が印象的。
7本の腕と長い1本の尻尾を持つ。
手はどこか阿修羅を思わせるような独特の形状をとっている。
基本サイズの時点で全長55mと十分巨大だが、スピリチアを吸収することで全長200m・体重600tととんでもないサイズにまでなる。
全49話のうちの第47話で初登場というかなりの重役出勤であり、作中でもエキセドルに「虎の子」かと推測されていた。
バロータ星系第4惑星での最終決戦ではマックス・ミリアコンビと戦いを繰り広げるが、暴走したゲペルニッチにスピリチアを吸い付くされ消滅してしまった。
能力
元になっているエビルシリーズは「多目的超光速戦闘トランスポーター」とされ、劇中ではゾムドと共に様々なワープ戦術を披露している。
自分をワープさせることによる移動や回避をしたり、捕らえたマクロス5船員たちを引き寄せて人質にしたりと、頻度・距離・質量どれを取っても非常に性能の高いワープ能力である。
- メタい話をしてしまうと、ワープで移動するのは線の多いゴラムたちをできるだけ動かさずに済ませて作画スタッフへの負担を軽減するという意図があったらしい。
攻撃技としては目や腕から放つビームのほか、ゾムドと協力することで強力な螺旋状のビームを使用可能。
プロトデビルンらしく耐久性能も優れており、マクロス7船団の最終兵器である反応弾を受けても一時的にボロボロになるだけで即座に再生してしまう。
代役
余談
マクロスΔ第19話の過去作品を振り替えるシーンで、グラビルとともにマクロス7船団をバックにして映っていた。