ガーゴイルズ
がーごいるず
舞台は、西暦994年イギリスのスコットランドのワイバーン城。ワイバーン城はバイキング族長ヘイコン達により襲撃を受け落城寸前となっていた。
しかし、日没により城に住むゴライアスら鳥獣の魔物ガーゴイル達が目覚め、目覚めたガーゴイルにより城は救われる。しかし、翌日には王女らに不信感を持つ守衛の隊長の裏切りによりワイバーン城が落城。キャサリン王女とメイガスらもヘイコンらに囚われてしまう。ゴライアスらが駆けつけ、仲違いを始めたヘイコンと隊長は共に崖から落下して転落死し、王女はゴライアスに救われるが、王女が死んだと勘違いしたメイガスにより5人のガーゴイルが「城が天を越えたときまで眠り続ける」呪いにより彫像にされてしまう。そのことに絶望したゴライアスは孵化する前のアンジェラらを王女達に託し自らも呪いにより石化する。
それから1000年後、1995年の初頭、大富豪デヴィッド・ザナトスとザナトスと遭遇し守衛の隊長と結託して生き延びていたデモーナによりワイバーン城はザナトスのタワーの屋上に輸送され城が天を超えたため呪いが解け再び6人のガーゴイルが現代のマンハッタンで覚醒する。そして、ゴライアスらマンハッタン一族は人間の女性で刑事のエリサ・マーザと出会う。はじめはエリサに恐怖心と疑惑を抱くゴライアスだったが、次第に信用し愛と正義を学んでいく。そしてゴライアスはマンハッタンに住み現代のバーバリアンから町と人間を守っていくことを決意する。さらに新たらしい強敵達も加わり、戦いが激化していく中新たにアバロン一族のアンジェラが仲間に加わる。ゴライアスは娘アンジェラと共に新たなる野望抱き次々に刺客を送り込んでくる元妻デモーナに戦いを挑むこととなる。
ゴライアス(Goliath)
CV:楠大典/英 - キース・デイヴィッド
:本作の現代編の主人公で種族はガーゴイル。デモーナの夫でアンジェラの父親。ワイバーン一族・マンハッタン一族最強のガーゴイルで「夜の王」の異名を持つがエピソードによってはよくかませ化する。
エリサ・マーザ(Elisa Maza)
: CV:加藤優子/ 英 - サリー・リチャードソン
:本作のシーズン1~シーズン2までのヒロイン。ニューヨーク市警の女性刑事。ゴライアスの相棒。
アンジェラ(Angela)
:ゴライアスとデモーナの娘で元ワイバーン一族の王女候補でシーズン2後半~シーズン3のヒロイン。戦闘の他、負傷した仲間の手当ても担当。異名は「影の王女」及び「ヒーリングプリンセス」。
ハドソン(Hudson)
: CV:宗矢樹頼/英 - エドワード・アズナー
:マンハッタン一族で一番老齢なガーゴイルで元ワイバーン一族のリーダー。優れた剣術の使い手。
ブルックリン(Brooklyn)
:マンハッタン一族のサブリーダー。赤い体色のガーゴイルでゴライアス達に比べると町を守ろうとする使命感は低く、初期の頃は軽犯罪を行うこともあった。強盗団により警備員の犠牲者が出ているにもかかわらず犯人の逮捕を適当に行うなど一応、使命感はあっても常識が足りない。最終的にはアンジェラにサブリーダーの座を奪還された形になっていく。最終回ではゴライアスと共にクオリーメンのジェットを使って電車を救いこれからもマンハッタンを守っていくことになった。
レキシントン(Lexington)
: CV:加藤将之/英 - トム・アドコックス=エルナンデス
:一番小柄なガーゴイルで体色は濃い緑色。非力ながらもマンハッタン一族で二番目に素早く滑空することができ知能も一番高くヘリコプターの操縦もできるため機械部門の担当で戦闘よりも機械関係の出来事で活躍する。自分と同じく小さい者であるアレクサンダーと仲がいい。最終回ではゴライアスらと共に電車を救うことに成功した。
ブロードウェイ(Broadway)
: CV:高瀬右光/英 - ビル・ファッガーバッケ
:太ったガーゴイルで体色は青。食べることがなによりも好きでハリウッド映画に憧れており、一度はハリウッドデビューも図ったこともある。エリサの拳銃でエリサを誤射してしまった経験から銃を嫌っている。シ-ズン3ではほとんど喋らず、日本語版のシ-ズン3ではどうでもいいセリフと判断されたのかブロードウェイのセリフの一部がカットされている。
ブロンクス(Bronx)
: CV:フランク・ウェルカー
:マンハッタン一族の番犬で青い体色のガーゴイルビースト。
: CV:田村聖子/英 - マリーナ・サーティス
:過去編の主人公でゴライアスの宿敵にしてアンジェラの母親。人類滅亡を目指しゴライアスと敵対する。