キュクノランフス
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きゅくのらんふす
ジュラ紀後期のフランスとドイツに棲息していた翼竜の一種。 キクノランプスとも。
全長40㎝、翼の差し渡しが1.35mにも及ぶ小型の翼竜。南仏ヴァール県カンジュエールで最初の標本が発見され、1974年に記載。その後の研究で、ドイツのゾルンホーフェン(始祖鳥と同じ地層)等から見つかりプテロダクティルス属に含められていたいくつかの標本も、このキュクノランフスである事が分かった。最も保存状態の良い標本もドイツのヌシュプリンゲンから掘り出された物である。後頭部に鶏冠のような突起物があるといった特徴がよく目立つ。
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