概要
翼指竜亜目(プテロダクティルス亜目)ゲルマノダクティルス科に分類される。
名称(学名)の由来は「ドイツの指」から。
特徴
全長30㎝、翼の差し渡しが0.98mにも及ぶ小型の翼竜。1925年、ドイツのゾルンホーフェンから発見され、P.クリスタトゥスと名付けられていた標本を中国人古生物学者のC・C・ヤングがプテロダクティルスとは別の独立した属、G.クリスタトゥスとして再記載した。ゾルンホーフェンより少し新しい地層からG.ランフォスティヌスと呼ばれる大型種も見つかっているが、共通する特徴として、鼻孔から頭部にかけて、骨質の突起があった。