曖昧さ回避
- ピエール・キュリー:フランスの物理学者。結晶、磁性、放射能等の研究でノーベル物理学賞受賞。
- マリ・キュリー:ポーランド出身の物理学者、科学者。一般にはキュリー夫人と呼ばれる ⇒ キュリー夫人
- 『Fallout4』の登場キャラクター。本項で解説。
『Fallout4』のキュリー
CV: 榊原奈緒子
Fallout4の登場人物。ゼネラル・アトミックス社製のロボット、Mr.ハンディの人工知能の性別設定を女性としたバリエーション、Ms.ナニーの一体。ボディカラーはホワイト。Vault81で科学者たちを護衛するロボットとして導入されたが、実験助手として機能するように改造された。名前はContagions Vulnerability Robotic Infirmary Engineer(感染症脆弱性診断技術ロボット)。略す時はvをuに替えてCurie、すなわちキュリーと読みフランスの物理学者と同名になる。
運命の変転を経て主人公と出会う。明確な自我を持っており、自分の医学知識を世に役立てたいと申し出る。主人公が望めばコンパニオンとして冒険に同行させることも可能で、色々な意味でこのゲームのヒロイン格の一人。その自我は人間社会への貢献と共存を望んでおり、平和的解決、人助け、ロボットへの共感的な態度などで好感が上がり、強欲な解決方法や窃盗などで好感度が下がる。
DLCの『オートマトロン』を導入すると、キュリーをアサルトロンやセントリーボットに改造することが可能になり、人間コンパニオンが不要になるほどの戦闘力を発揮する。
DLC前に既に存在するロボットなのでコズワースと同じく敵の攻撃で部位破壊が発生せず、破損と引き換えの強力な兵器をノーリスクで積むことが出来る。
実質的に女性型ロボコンパニオンとして下位互換となってしまったエイダ涙目である。
(以下、キュリーのキャラクタークエストネタバレ)
コンパニオンとして好感度を上げていくと、ロボットのハードウェアに人間のような創造性が欠けているのではないか、という個人的な悩みを口にするようになる。キャラクタークエストを発生させてその願いに答えると、グッドネイバーのドクター・アマリの協力により、脳死状態になってしまった人造人間にキュリーの心と記憶を転送する事が出来る。展開によってはこの人造人間の付き添いにレールロードのグローリーが現れることもあり、人格とは何かを考えさせる会話が入る。
キュリー自身の願いとはいえ、このクエストの実行はMs.ナニーの姿に愛着があるプレイヤーには判断が難しい所である。だがこの姿のイラストもpixivには多く投稿されており、こちらも中々の人気ぶりである。念願の人間としての身体を得たキュリーは、ますますこの世界に知的好奇心旺盛で意欲的に生きていく。また装備品の変更指示が可能となり、好感度によってはロマンス対象にもなる。
但し前述のDLCで改造していた場合、諸々の搭載パーツが消滅してしまうので、クエストを進める前に予めパーツを取り除き、元のハンディのボディとスラスターだけにしておくように。
(上述のネタバレはここまで。以下はネタバレなし)