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ヴラド・コーポレーションの大株主だった男。のちにノアが人間に対して反乱を起こしたことによる「大破壊」という文明崩壊時、当初はノアの軍勢を相手に戦う意思を持っていた。しかしノアの軍勢に勝てないとわかると作戦を変更し、シェルターを建造して戦いをやりすごそうと考えるようになる。

問題はそのシェルター建設に携わってからであり、たくさんの人々を「建造に協力すれば安全を保証する」という内容で誘い、シェルターがようやく完成すると自分たちだけが内部に入り、実際に建造に協力した人々を例外なく見殺しにした。そのため、シェルターがあった「シエルタの町」には作中の時代においてもおびただしい人骨がそのまま野ざらしになったままという異様な光景が広がっている。しかもキング・ギンスキー本人はシェルターの中で戦いとは無縁の安穏とした日々を過ごしたすえに天寿を全うしており、作中の多くの人々から恨まれている。

さらに、人々は全て自分が利用すべき存在でしかないと心底考えており、実の娘に対しても力を持った男と結婚させるため道具にしか考えておらず、別の男と結ばれて駆け落ちをしたことを知ると、追っ手を差し向けて殺害。娘の死を知ったときは心の底から喜んだという。

なお、その「娘と駆け落ちした男」こそが、当該作品の最終ボスにして、この一件をきっかけに人生を狂わされたことで冷血党の結成へと至らせたグラトノス本人であり、グラトノスを悪の道へと走らせた意味でも、それを発端として主人公の人生を波乱のものにした意味でも、本作における全ての元凶と断言して間違いない。

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