概要
エヴィリオス地方で名を轟かせている豪商で「フリージス商会」の総帥。カイルの親友でもありその親交も続いているほどである。
「情報を制する者は世界を制す」が口癖。
そんな大商人である彼だが、同時にとてつもない親ばかでもある。
家を出てきたユキナと会ったカイル曰く、「あんまり心配させすぎると寂しくて死ぬかもしれない」と言われており、しかもこれは決して大げさではないという。カイルがユキナを抱きしめようものなら、鬼の形相で一国の王に引っ掻き攻撃をお見舞いするという始末であった。(しかもカイルの様子を見るに結構本気で引っ掻いたらしい)
マーロンからの移住者で妻であるミキナに会う前はあくどいことをしたせいで多くの者から恨みを買っていたらしい。
エルフェゴートで屋敷を構えていたが緑狩り令で被害が及ぶ前にマーロン国へ家族と共に亡命し、以降は活動拠点をマーロン国に移す。
珍しいものがあるとすぐそれを手に入れて自分のコレクションにするところがあり、その中には大罪の器である『ヴェノム・ソード』も混じっていたがエルルカとの交渉で渡している。
屍兵騒動後に負った怪我がもとで総帥を引退しミキナに介護されながらの生活を送ることになる。