概要
アイルランドに伝わる働き者で酒好きの妖精レプラコーンの中でも、酒に酔って赤ら顔のものをこの名で呼ぶといわれており、地域によってクルラホーン、クルプリコーン、クルーラコーン、ロゲリーマン、ルーラガドーン、クルヴェルキャン、クラリコーン、クルラカーン、クルラコーン、クルリカン、クルリコーン、クルーラカーン、クルーリカウンと別名がとても多い。
レプラコーンも妖精らしくいたずら好きな面はあるが、クルーラホーンになったものは酒癖が悪いので、さらにたちの悪いいたずらを仕掛けてくることもあるのだという。
この妖精は古い屋敷の酒蔵やワインセラーに住み着いてはクダを巻いており、働き者であったかつての様子がまったく見られない困った妖精であるともいわれる。
創作での扱い
酒に関する妖精なので、この名が酒の銘柄および、バーやパブの店名として用いられることも多い。
クルーラホーンのサキュ嬢が経営する、パブ兼サキュバス店の『みんな酒の精』が登場。