サキュ嬢
さきゅじょう
サキュバスは様々な作品で周知されているように、男性を誘惑して関係を持ち、精気を吸い取る種族である。多種族が共生するこの漫画においては、サキュバス族が生活のためにそういう仕事をすることは当然であり、法律で認められているのである。
だからそういう仕事をしている女性の皆様は多様な外見をしているが、みんなサキュバスの血が入っているのでいわばハーフであり、サキュバスの嬢だから違法ではない。……という建前。
だが実際のところ、この世界においては異種族婚が奨励されているため、世代を10も遡ればサキュバスの血が入っていない者はいないというほど混血が進んでいるため、まったくデタラメな話でもない。
サキュバス店を経営する場合、妊娠・性病を防ぐための魔法陣を敷くことが義務付けられており、店外はもちろん魔法陣の範囲にない場所で行為に及ぶことは固く禁じられている。
またこの手の作品としては珍しく、嬢一人一人にちゃんと名前が設定されており、殆どはその話限定のゲストキャラだが、一部は再登場する事もある。
特にアニメに出演している嬢のほとんどはOP・EDでも出番があり印象に残りやすい。
ちなみに男性はインキュバスボーイ、略してインボーと呼ばれる。その中でも、一日に五人以上相手できる絶倫な者は「淫乱棒」、男女両方とも相手にできる者は「レインボー」と呼ばれている。
エルフのおやど
第一話(アニメ1話)に登場した、高齢エルフが多数在籍するエルフ専門店。魔力の衰えを感じられるエルフや、嗅覚に優れる獣人からは敬遠されがちでお値段も相応にお安い。が、一般的な人間にとっては若くて綺麗で可愛いエルフを安く抱けるとあって大人気。スタンクによればエルフは他種族より淡白気味なことが多い、らしい。
御年500歳越えの美人エルフ。彼女の存在をきっかけにレビューの仕事を始めるようになったため、ある意味この作品を象徴する嬢。ババアって言うな。第一回サキュバス嬢人気投票では二位を獲得。悪いな。この人気投票、人間用なんだ…
スナックミツエ
アニメのショートコーナー「ミツエの部屋」の主な舞台で、店名はアニメのオリジナル。異種族レビュアーズというだけあって人間の嬢が出てくることは稀であり、彼女のお店も原作では深く掘り下げられない。
第一話より登場。人間のベテランサキュバス嬢。五十歳(自称)。フルネームはミツエ・オノダ。
スタンク的には完全アウトだがゼルにとっては鉄板のお気に入り。彼女とエルマを比較した事からレビュアーズは始まった。ベテランらしくとても上手いとのこと。
原作では一話限りの出番だが、アニメではまさかのレギュラー枠。サービスシーンも多め。喜べお前ら。
その後に原作でも再登場した。人に歴史あり。
滝壺の渦潮(原作) / 海底神殿(アニメ)
海底王国のトリトン王が別種族にもサキュバス街を解放した、ということでレビュアーズのレビューと相成った。原作では海底神殿にあるが、アニメでは中央街にあり店名が「海底神殿」となっている。
ダゴン族の目玉はヌルヌル触手による吸盤攻めとのこと。吸盤もアソコも締め付け抜群…らしいが、吸い付き加減が雑でそこそこ痛く、3日は跡が残るという。あとは、絡み合う時にお好みで身体を変色させられるとか。
第二話(アニメ1話)でレビューされたダゴン嬢。第一回サキュバス嬢人気投票八位。タコだけに。
妬き鳥・秘伝のタレ(原作、コミックス特典より)/ 有翼人エルドリー(アニメ)
森の中にある有翼人の専門店。食酒亭がある異種混街からは遠いらしく、往復2週間はかかる。有翼人は基本受け体質らしく、攻めっ気のない者は苦手。性感帯は首筋にあり、打てば響く高感度の身体が特徴。また、穴は総排泄孔がひとつであり、そちらも敏感だとか。湖で水浴びプレイ、森で砂浴びプレイも可能。なお、ラミアは入店NG。(デミアの店を除き)スタンク、ゼル共に本年度満足度ナンバー1の店だった。
第二話でレビューされた有翼人嬢。第一回サキュバス嬢人気投票五位。
ニャンニャン天国
第三話(アニメ1話)に登場した猫系獣人専門店。マタタビをキメてのプレイOKが店の売りだそうだが、他種族からすればわりとどうでもいい。
みー以外の嬢の容姿はコミックス1巻で確認できる。
クリムの初めてを男も女も喰らったやり手の猫系獣人嬢。人懐っこいサービスをする一方で、意外と毒を吐く性格でもある。第一回サキュバス嬢人気投票第三位。
- カルル
スタンクのお気に入り嬢。カラカル系獣人で、体力に優れ性欲が強め。
- モッコ
ゼルのお気に入り嬢。マヌルネコ系獣人。古代種で大きな魔力を秘めている。
- ジャラシー
原作では糸目の受付嬢。アニメでは完全に容姿が別人の娘が受付をしているが、関係性は不明。
フェアリー花蜜
第四話(アニメ2話)に登場したフェアリー専門店。異種族との体格差がありすぎるため、初入店の客は500Gで初回登録が必須であり、会員証を発行する際にもれなくアレの大きさを測定される。サイズによって選べる嬢の数が異なり、モノのサイズに自信がない方々に人気なようだ。
尚、測定中に出した客がこれまで3人ほどいたそうな。
その後もたまに再登場しており、即席淫紋屋ができた際には淫紋効果でサイズ制限がなくなった。やったー!
店長であり受付であり時々嬢。「フェアリーの概念が壊れる」と称される退廃的な雰囲気の女性。受付でありながら第一回サキュバス嬢人気投票で一位を獲得している。お相手できるのは8センチまで。
淫紋の回ではスタンクに指名されてお相手することに。
- ブブララ、ニクジュバン(cv:古木のぞみ)
同族の中では巨体でふくよかな体型のフェアリー嬢。16センチ越えのスタンクの相手ができるのは彼女らだけだった。
女体焼肉火竜(サラマンダー)
第八話(アニメ4話)に登場したサラマンダー嬢の身体で肉を焼く焼肉店。おさわりOK、アフターもOK。油をいやらしく塗りたくるなり、フランクフルトを突っ込むなりするのもOK。火耐性のない種族は滅多に利用しない。そういった種族向けに、サラマンダーの身体で焼いた料理(例:醤油を付けた手で焼いたおにぎり)を出すだけの店も存在する。
その後、第三十六話で大魔導師デミアが自作の完全耐火リングのテストのためにレビュアーズを連れて利用した。
女体鉄板として働くサラマンダーの嬢。第一回サキュバス嬢人気投票では無念の最下位。人間は抱けないから仕方ない。
- ティアサンド
おだんご頭が特徴のサラマンダー嬢。デミアが来店した際に女体鉄板を務め、その口ぶりから同性もイケる口のようだ。
淫魔の狂喜乱舞
第九話(アニメ4話)に登場した時間無制限&人数無制限、500Gポッキリで楽しい時間を好きなだけ楽しめる淫魔の店。…と聞けば破格の好待遇に聞こえるが、実態は低級淫魔の詰め合わせ部屋に放り込まれるだけの店。一度入ったが最後、泣こうが喚こうが絞り切られるまで解放されず、途中で死ぬことになっても自己責任。…一応30人くらい連れて挑めば楽しめないこともないらしい。アニメ版ではオークが100人の徒党を組んで挑んでいた。その後インキュバスのレビトに一人で陥落させられた。
受付嬢を務める豹の獣魔(魔族ベースの獣人)のお姉さん。
大部屋に詰め込まれた名もなき低級淫魔の嬢。嬢というのもほぼ建前で、実際彼女たちが店に出資して経営が成り立っている。それゆえか客への態度も行為も非常に粗暴。
はなぞの光
第十一話(アニメ6話)に登場した光の精霊、ウィルオーウィスプの専門店。細かいことを気にしない、底抜けに明るくオープンな性格の娘ばかりである。光の精霊は全身が発光しているため個室では何も見えず、必然的に大広間で人数問わず勝手にプレイするシステムになっている。その性質上受付も必要ないため料金は滞在時間で加算され、長居すればするほど高くつく。
ネオン看板の『は』の文字も落ちているが、誰も気にしていない。
- ルクス(cv:富岡美沙子)
緑髪のウィスプ嬢。店の入口からいきなり全裸で出迎えるが大事なところは光で見えない。世界線によっては光は点いたり消えたりすると語るが真偽は定かではない。
- ルーメン(cv:桑原由気)
金髪のウィスプ嬢。光で大事なところが見えないためか、他の嬢ともども最初から全裸で接客する。
- カンデラ(cv:深川芹亜)
ピンク髪のウィスプ嬢。
- ニト(cv:仲田ありさ)
淡い緑髪で片目隠れのウィスプ嬢。
- ランベルト(cv:本泉莉奈)
銀髪眼鏡のウィスプ嬢。
男のキノコを天国へ…
第十二話(アニメ5話)で登場した茸人間であるマイコニド族の専門店。一口にマイコニドといっても茸の種類は千差万別であり、素人目で指名すると毒キノコに当たったりするので危険。ちなみに種別ごとに同じ顔の嬢が複数出てくるが、それらは地面で繋がっている同一個体とのことで、一人の指名で実質ハーレムプレイ状態となる。
店長であり受付。マンネンタケ系。自称何百年キャリアのベテランスケベババア。秘宝館にいそうな下ネタ乱発おばさんだが、男の好みを見定める目は一級品。
ナメコ系マイコニド嬢。体の滑り気が売りでスタンクの相手として推薦された。
チチタケ系マイコニド嬢。魔力効果が高い上に乳液も楽しめる。ゼルの相手として推薦された。
ブナシメジ系マイコニド嬢。名の通り地味なタイプでルルウの相手として推薦された。
- ホーシィ(cv:奥野香耶)
ホコリタケ系マイコニド嬢。クリムの好みを把握できなかったレイシが苦し紛れに推薦したが、結果的に相性は良かった。
性のマリオネット
第十三話(アニメ6話)に登場したドール・パペット・ゴーレムの専門店。膨大な量のパーツを貸し出しており、来店した客が好みの嬢を組み立てることができる。自信がない場合はすでに出来上がっているプリセット人形を使うこともできる。なおこのプリセット人形は客が作ったものの使い回しであり、改造も可能。
つまるところお相手する嬢の外見を極めて精密にキャラメイクできる店であり、不定形や超巨人以外なら種族も自由自在。知人や有名人を再現してしまうこともできる。
ただしその自由度の高さが難点でもあり、相当高い造形スキルを持っていないとまともに作れない。
作中では精密作業が得意なカンチャルのお気に入りの店になっている。カンチャルの造形技術は同族の中でも群を抜いており、彼が通うようになってからは売り上げが10倍にも膨れ上がったとか・・・代わりにプリセット人形にはいつどこから訴えられてもおかしくないものばかりが増えていくことになったのだが。
- ラヴネット(cv:森なな子)
店長であり受付嬢。種族はパペットで、木目も見えるデッサン人形のような体つきが特徴。
- とある人形(cv:M・A・O)
カンチャルがある人物そっくりに組み立てたパペット嬢。その造形が他のレビュアーにも気に入られて人数分作られ、それぞれ好きな性格の核を入れられてプレイに使われた。
だが後にレビュアー達は事実に気付いたご本人から全員まとめてジェノサイドされた。ちなみにこの人形4体はその後も店に置かれ、原型をとどめなくなるほど魔改造された挙句、1体は…。
サキュバスタワー
第十七話(アニメ8話)に登場。人呼んで原点にして頂点、純粋サキュバスの専門店(兼嬢たちの住むマンション)。指名にどんなうるさい注文を付けても対応可能とされる。常に誰かしらはいるため24時間営業、かつ嬢の質もサービスも一級品だが、一度通えばその後しばらくは性欲すら湧かないほど徹底的に搾り取られる。
規模は大小さまざまだが各町に必ず点在しており、サキュバス街を見つける目印にもなってるらしい。
四十六話では、植物種用のサキュバスタワーも登場。トレントなど、植物種、もしくはそれに近しい種族に対応したサービスを行っており、花粉集めをする程度ならどのサキュバスも可能。
しかし受粉し種を付けるような『植物種完全対応』プレイは、両親が植物種のサキュ嬢でなければさすがに無理で、スタンクを初めとした殆どの者は何処がエロいのかまったく理解できなかった。
他にも人魚の男が興奮するように疑似卵を産むこともできたり、属性付きの嬢もいたり、サキュバスの性に対する懐の深さは無限大である。
- アサテント(cv:船戸ゆり絵)
どこぞの有名女悪魔を思わせるエメラルドグリーンの長髪とそれっぽい口上が特徴の受付嬢。
- マヨスペル(cv:清水彩香)
クリムが勢いで指名した誰かに似ているピンク髪のサキュバス。魔力も駆使した最上級のテクニックでクリムのマヨネーズをすっからかんにした。
マジカルローション
第十八話(アニメ9話)に登場したローションプレイ専門店。「動く魔法粘液プレイ」の肩書通り、魔力のこもった特殊なローションを魔女が自在に操るという特殊な店で、スライムの上位互換ともいえるプレイを楽しめる。なお、魔女本人とのプレイはプレイ内容に含まれない。
- ドローン(cv:後藤邑子)
甘ったるい声色が特徴の魔女の嬢。下ネタのオンパレードのような呪文詠唱でローションを自在に操る。
- ヌラーラ
小説版『まりおねっと・くらいしす』にて登場した魔女の嬢。前髪が長く目元が隠れており、スタンクがEカップはあると目踏みする程度にはでかい。ローションを操ってスタンクに掛けられた呪いを解いた。
デミア魔道具店
第二十話(アニメ10話)に登場した魔法都市にある大魔導師デミア・デュオデクテットが直営する店。彼女そっくりで寿命を迎えると消滅する使い捨て式のデコイ人形を5000Gで購入できる。寿命はオプションや扱い方で増減し、普通の取り扱い方では3日ほど保つ。その破格のコスパで、作中初のオール満点評価を出した。
本来のデコイ人形は決められた言葉を発するだけで胸も穴もないため、各々が自我を持っていて観光案内や魔術講座といった非スケベ用途まで可能な何でもヤれる彼女のデコイは頭おかしいレベルの存在であり、それ故にこの店のシステムを彼女以外が真似することは不可能。
ちなみに厳密にはサキュバス店ではなく、税金を払わないためにエッチな魔導具店として登録されている。そのためデコイたちはサキュ嬢ではなく超々高性能なマジカルホールのようなものとして扱われる。したがって公共に迷惑のかかる羞恥プレイの類を除いてNGプレイが一切存在せず、暴行しようと解剖しようと購入者の自由。やや反則気味ではあるが、サキュバス店に必須の妊娠・性病予防の魔法陣もデコイたちには不要なので特に問題はない。
また、マジホ職人たちが改良点を考えていった際には最終的にこの形式にたどり着くのであった。
ちなみに、デコイの体内には本体との情報共有システムや物質転送魔法が仕込まれているため、本体の元へそれらを収集する機能も併せ持っている。研究費以外にもそれらを入手できる事から本体にとってもやめられない商売。
あんたが種馬
第二十二話に登場。ケンタウロスの村にある。ケンタウロスは人間の体温調節機能と馬の脚力を併せ持ち、通常の馬の3倍近い移動力を誇る。が、男を背中に乗せたまま何日も走り続けると酷く興奮するらしく、そういう場合に日雇いサキュバス嬢として働くためのお店。
ケンタウロスの交尾はバックで行うため、顔より種族としての脚力(とアレのサイズ)が評価される。異種族の客は脚力もアレのサイズも同族に劣るため、穴に突っ込むのは腕である。バックなので顔が見えないという欠点があり、交尾それ自体も早い。ケンタウロスの平均は15秒とのこと。
引き締まった上半身は不器用極まりなく、「たぶん折れる」…とのことでご奉仕には向かない。ただし感度自体は高く、短時間で何度も絶頂するので攻める分には楽しいらしい。
ケンタウロス輸送隊
スタンク達が遠く離れた魔法都市に向かう際お世話になった輸送ギルドの人達。その後、正式に風俗レビューを輸送隊ギルドと提携する契約を交わした際親密となった。彼女等のお陰で気軽に遠くの町の店までレビューできるようになったため、ある意味最重要キャラ。
- ホライゾンクイーン(cv:朝日奈丸佳)
ベージュ髪のケンタウロス。サキュ嬢としてはゼルの相手となった。
- ヒューマンムーン(cv:綾瀬有)
ブルーグレーの髪で褐色肌のケンタウロス。サキュ嬢としてはスタンクの相手。
- スターフィールド(cv:三輪夏紀)
黒髪で太眉のケンタウロス。ホライゾンクイーンと同じくゼルを狙っていたが指名を受けられず、クリムを相手にすることに。
- エルフジャベリン
茶髪で寡黙気味のケンタウロス。サキュ嬢としてはカンチャルの相手。
水槽のハーレム
第二十四話に登場した部屋一面に水槽が並ぶ店。水槽の中にいるエビや貝や魚の中から適当なオスに魔法で魂を憑依させ、水槽内の適当なメスと好き放題交尾するという趣向。健康上の理由により5時間までと定めている。一度憑依してしまえば美的感覚は憑依した生物と融合するので問題なく、オスの精力が尽きた場合、別の個体に乗り換えることもできる。
欠点は、憑依しているだけなので身体的に満足できるわけではないということ。また、数日間は美的感覚が残ったままであり、海鮮料理が女の子を料理(物理)したものに見えてしまったり魚卵を見るだけで射精してしまったりといった割とシャレにならない後遺症が残る。
- ソール
店長兼受付の魔法使いのお姉さん。デミアの弟子の一人であり、臍の形が見える全身タイツがやたらエロい貧乳眼鏡っ子。魂の憑依や融合の魔術を研究する研究費用を稼ぐために店を経営している。憑依魔法なら別に水槽である必要はないのだが、アクアリウムなのは彼女の趣味だからである。
みんな酒の精
第二十五話(アニメ11話)に登場した酒の妖精クルーラホーン(俗に言う「酔ったレプラホーン」)が経営するパブ。内装もパブなので個室などはなく、客席で嬢と共に酒を飲み交わしながら互いに酔った勢いで自由に行為に及ぶという無秩序空間となる。ただし、その間も手を出した嬢の数に応じて料金が加算されていくため、酔いに身を任せた結果とんでもない額を支払わされることも。
- グレーゾン
毛先のカールが特徴的な受付担当。他の嬢が泥酔している中でも1人正気の状態で料金計算をしていた。
- ハナヨリ(cv:青山吉能)
緑色のストレートロングが特徴的なクルーラ嬢。露出は控えめだが「脱いだらすごいんです」を地で行くスタイルの持ち主。
- タンゴ
ピンク色のふわっ毛と麻呂眉が特徴的なクルーラ嬢。持ち前の巨乳をアピールするようにわざとらしく服をはだけている。
悪魔の穴
第五話(アニメ2話)で悪魔党から紹介された高級悪魔店。異種族の中でもアンデッドに次いで不人気の悪魔族の議席獲得を狙いとしていたものの、スタンク達が入店したのは選挙からだいぶ後の第二十六話(アニメ12話)だった。悪魔族は契約にうるさい種族であるため、しっかりした契約に基づく来店であれば最高のサービスを提供してもらえるが、そうでなければ穴を突かれて搾り取られることになる。一方、個体によって体長・体格の差が激しく、好みの嬢を選びやすいという利点もある。
- ホワック・ブライト(cv:久保田未夢)
額に鬼のような二本角を生やした青肌の受付嬢。一般客には素っ気ない態度だが、VIP客には露骨なほど畏まる典型的な商人肌。アフターサービスで悪魔族の知られざる性質についてあまりにも明け透けに話すが、懇切丁寧な説明の成果はレビューにも反映されており、種族のイメージ改善に貢献している。
夢のリピーター
第二十七話(アニメ12話)に登場した夢魔(サキュバスとは別種)の経営する店。客を魔法で眠らせた後、夢の中で好みの嬢とのプレイを再現するという疑似リピートプレイを楽しめる。なお、嬢の再現は客の記憶をもとにしているため、未経験の嬢との疑似プレイはできないという制約がある。
- グゥ
常に眠りこけている夢魔のサキュ嬢。夢から覚めた後は彼女とのプレイも可能。ミノタウロス級の超乳。ちなみに客の記憶からの再現しかできないのは夢魔として未熟なためで、一人前となりあらゆる夢を自在に見せることができるよう練習も兼ねてサキュ嬢をしているとのこと。
出会って数分で初夜
第二十八話に登場した異種族混合イメージプレイサキュバス店。フラスパ大聖堂の近くにあり、あちらで一般のカップルが式を挙げる裏で、疑似結婚式を挙げて初夜イメージプレイを行うというトンデモ店。
肉刀研磨工房
第三十二話に登場した魔具工房街にあるドワーフ専門店。種族の特性として女性にも立派な髭が生えている。もともと鍛冶を専門とする種族だけあり、サービスで肉ではない方の刀剣を手入れしてくれることも。
- カジー
スタンクが指名したドワーフ嬢。アゴヒゲだけをおさげにしているという、ドワーフ基準ではかなり異端なファッション(人間で言えばロン毛モヒカン)。鍛冶師としても有能で、料金は取らないが、自分を満足させられる男の依頼しか受けないということで有名。
こげつき亭
第三十三話に登場。食酒亭に似た冒険者の酒場だが、4人の看板娘がサキュバス嬢も兼ねているのが特徴。ただし彼女らを指名するためには、「こげつき依頼」と呼ばれる高難易度ゆえに放置され続けてきた依頼を達成する必要がある。
- スーネリア
看板娘の1人で5メートル近い長身を持つエキドナの嬢。愛称はスーネ。
- トラップ
看板娘の1人で両性具有のサテュロスの嬢。人呼んでドスケベ快楽主義者。
- ぬぬ
看板娘の1人で6つの複乳を持つ猫系獣人の嬢。
- ホクト
看板娘の1人でボーイッシュな鷹系有翼人の嬢。
性欲の巨人
第三十五話に登場した巨人族ヘカトンケイルの専門店。種族が種族だけにサキュバス街でも圧倒的インパクトを誇るが、ニッチ過ぎるためか客足が伸びず、輸送手段としての利便性に目を付けた他店と提携することも。普通にプレイすることが可能なようだが、サイズが違いすぎるため攻略には困難をきわめる。本編でレビューこそなされていないものの、2人ほど果敢に挑んでいたらしいことが描かれている。
- バベル
2つ結びにした金髪が可愛らしいヘカトンケイル。文字通りの意味で看板娘と言えなくもない。
スタンクはスイカより大きな乳首を前に固まってしまい終わってしまったが、カンチャルは全身を汁まみれにしながら絶頂まで導くことに成功した。
オトナのおもちゃ箱
第三十五話に登場したミミックの専門店。嬢はみな宝箱や壺などのオブジェに閉じこもっており、客は指名するまで中身を見ることができない(というかミミック界隈では中身を重視しない性質らしく、何なら見られる必要すら疑問視している)。
指名すると客もオブジェの中に引きずり込まれ、何も見えない真っ暗闇の中でプレイすることとなる。「何をやっているかわからないがとりあえず気持ちいい」というニッチな店だが、レビューを見た丸呑みフェチから支持を集めた。
- ラカタバコ
カンチャルの相手をした宝箱型ミミック嬢。
- タブランス
スタンクが選んだ、女物の箪笥型ミミック嬢。立ったままプレイできるという、ミミックとしては珍しいタイプ。
アラクネの巣
アニメ第1話より看板のみ描写されていたアラクネの専門店。第三十九話でレビューされることとなった。
5000Gを先に支払った後、蜘蛛の巣が張り巡らされた店内を進んでゆき、最奥までたどり着けば払ったお金を回収することができるというダンジョン形式のお店。
糸に引っかかると嬢に捕まり、一方的に拘束プレイをさせられる…といった趣向なので、逆に嬢を責め立てるプレイは嫌がられる。
絡めとること前提のため無傷でクリアすることは最初から想定していないが、万が一無事にクリアできた場合はそのまま外に脱出することができる。当然その場合は嬢とのプレイもない。
- アシダ
水色のショートヘアが特徴のアラクネ嬢。
肉体言語
第四十話に登場した訓練場を兼ねたサキュバス店。
ある程度の腕があれば格安で訓練施設を利用でき、訓練を通じて嬢と仲良くなればアフターにも挑める。専属嬢や女性客の特訓相手を担えるレベルの強者なら無料で遊ばせてくれる。
ただし店長に見初められるレベルで強すぎると話は別で、一度でも抱くと今後数人のアマゾネスにひたすら付きまとわれることとなる。
- メスリラ
店長を務めるアマゾネス。強者が好みであり、「強い男は強い女とヤるべき」との信念から強い男を漁るために店を立ち上げた。スタンクの事も幼少期からその強さをマークしていたちょっと危ない人。
- ニガシマ
『肉体言語』の常連の一人で、いかにも鬼といった風貌・体格の鬼女。スタンクと組手をしたが軽くいなされてしまい、他の常連ゴリラウーマンともども彼の強さに惚れ込む。
- クーゴ
『肉体言語』に通うキンシコウ系獣人の嬢。素早く軽やかな身のこなしが自慢で、ゼルやカンチャルを挑発しつつ追っかけっこを楽しんでいた。本来の在籍店は『猿山のボス』。
天空の巣
第四十二話に登場したハクトウワシ系有翼人の専門店。在籍する嬢は有翼人の中でも牛をつかんで飛べるほどの肉体派ばかりで、立地もただでさえ都市部から遠く離れている上に数百メートルある木の上に建っているため、客も相当な体力自慢であることを求められる上級者向けの店である。
- トワ
黒ギャル系の顔つきに反し引き締まった筋肉質の体を持つ有翼人嬢。『肉体言語』の常連でもあり、面食いでナンパして来たスタンクに対しその内なるスペックを見せつけ唖然とさせた上で自分の店を紹介した。
清流ノ聖水
第四十二話に登場した水の精霊ウンディーネの専門店。スライムのような粘性のない水そのものに近い体をしていることから、まるで水流に吸い込まれていくような新感覚を味わえる。
ただし、この店のウンディーネは聖水の性質も持っており、光属性とは相性がいいが悪魔などの闇属性には致命的に不向きである。
身体DE払え
第四十五話に登場。
本格的なカジノを兼ねたサキュバス店で、プレイの前に受付でチップを購入。その後、チップを賭けて店の嬢とギャンブル勝負を行う……という風変わりな店。
詳細は身体DE払えを参照。
マーマンメイドのご奉仕
第四十七話に登場。海底神殿方面に存在する人魚のサキュ店。
最強の人魚の男が店長を務めているが、実は在籍員は魚類の雌性先熟の性質を有しており、群れの中で最強の個体はオスに性転換する。なので、サキュ嬢たちは場合によっては全てが男性になる可能性がある。
劇中では店長がケガをしたためにボス争いでケンカが絶えなくなり、「圧倒的な実力を有する男が、怪我の治る10日間限定でイチャイチャし放題」という依頼を出した(当然、怪我している間はメスに戻っている)。
スタンクとゼルがそれに応募し、暴れる者をねじ伏せ人魚ハーレムでイチャコラしまくった(飽きるので二日ごとに交替する事に)。とはいえ目前で可愛い女がムサイ野郎へ変わる様には、さすがに複雑な面持ちを隠せなかった。
またアマゾネス同様に「強い男」に従順になるタイプの種族なので、なよなよした弱い相手の客はご奉仕プレイになるため、全体的な評価はあまり良くないらしい。
また、その店名から「メイドがご奉仕する」店と勘違いされる事も結構ある様子。
かまきり婦人
第四十八話に登場。
交尾中に男を食い殺す性癖のカマキリ娘専門のサキュ店。
最初に客の頭部を模したケーキ等を作り、これを頭に据え付け(本来の頭は胴体部に隠しておく)、カマキリ娘がこれを食べつつ、プレイする……という内容の店。
カマキリ娘としては、このような行為ができる場は貴重であり、快楽目的の日雇い素人嬢も多く在籍している。曰く頭部をかじり取られた男に責められると、敏感になり強い快感を覚えるらしい。
ただし、このような特殊性からプレイには非常に時間もかかり(6時間近くかかる)、客側からの責めもあまりできず喋る事もできないので、特殊な性癖を持っていない限りはいまいち楽しめない。顔の型をキープしておくと、リピートは安くなるらしい。
しかし、首を抱えたデュラハンにとっては「首無し男に本気で欲情する娘」しかいないため、評判が良い。
なおカマキリ獣人(同族の男性)が後日にプレイに行ったが、後に「ケーキ太りした娘ばかりじゃないですか」と文句を言っていた(人間姿の胴体部は普通だったが、カマキリの腹部が太く、スタンクたちは気付かなかった)。
メトロポリタン秘宝館
第四十九話に登場。
『絵画』や『像』に憑りつくタイプの『画霊』によるサキュ店で、嬢が取り憑いた館内美術品の絵の中に客を取り込んでプレイするお店。
加えてある客の注文を切っ掛けに、持ち込んだお気に入りのエロ本の中に入って好き放題できるという独自サービスも追加された。
そこで本当に何でもできれば値段の安さも相まって言うことなかったのだが、実際は「画霊がイラストに入り込んで動かす」為、「登場人物一人しか動かせない」「キャラの人格も画霊側のもの」「絵に描かれていない箇所は再現不可能で服も後から脱がせられない」等々、色々と落とし穴がある。
字面上の利点だけが拡散された結果、実態を伴わない評判を博してしまったようだが、プレイ自体は普通に良いし外見は完璧なため、総合的に見ればそこまで悪いお店ではない。
- カチンコ
館長で、女性の上半身像に憑りついている。来店したスタンクたちに、この店のシステムを説明した。
- 持ち込んだエロ本
スタンクたちは、今回全員が持ち込みのエロ本でプレイしていた。
「60種族贅沢一気飲み!異種乳比べの決定版 乳でおぼれ死ね!」:スタンク
「ヨンタフェヌード本」:ゼル
「自作エロ画」:カンチャルの持ち込みエロ絵
「ごくふつーのイチャラブえっち本」:クリム
北極の奥さん
第五十二話で登場。寒冷地出身の種族が在籍する店で、白熊系、セイウチ系、ペンギン系、キタキツネ系と幅広い種族の獣人・有翼人の嬢が在籍している。その特性上、部屋は全面が氷漬けになっているが、耐性のない種族向けにサウナも完備されている。
なお、初来店時には氷水の泉に浸かり冷気耐性があるかどうかのチェックを受ける必要がある。
ブルーズの鉄板お気に入りである白熊系獣人嬢。
ちなみに中の人はネクロワイフの吸血鬼嬢ソーフとの兼役。
忘却の館
第五十七話で登場。訪れる客側が強制的に今までの性体験の記憶を全て消されて、記憶だけ童貞状態になる店。
初体験の良し悪しは個人差が激しいので、客側からの評価はかなり賛否が割れているが、そんなあたふたする客を楽しむサキュ嬢からは好評で、総じて嬢の趣味で作られてる側面が強い店でもある。
改善案として、個室でえっちな映像を一人で見れるようにすることが提案されていたりする。
くノ一悩殺遊女屋
第六十一話で登場。くノ一が訓練と共に房中術や色香を実戦形式で学ぶための店。
作中で忍者は遠い島国のマイナーな職業扱い(ゼルが辛うじて聞いたことがある程度)であり、島国ゆえに住んでいる異種族の偏りが大きいため、様々な異種族に対応できるように大陸側に店を構えている。
- アギサ
片目隠れポニーテールが特徴の人間のくノ一。修行中の身ではあるが、キレのいい身のこなしに胸チラや股チラによる誘惑術を組み合わせたくノ一ならでは戦術をとる実力派。
- ツバキ
下半身が蔦状になっているアルラウネのくノ一。ショートヘアに付いた一輪花は実際に生えているらしく、さりげなくめしべをチラ見せすることで誘惑する、という戦法を取る。が、当然限られた種族にしか通じない。
- モモムビ
滑空を得意とするムササビ獣人のくノ一。飛んだ時に浮き出る肢体が誘惑ポイントらしい。
- にぷる
スライムのくノ一。最初は性別すら怪しいほどの一等身マスコットのような姿だったが、カンチャルの造形指導により、熟練の風格漂う爆乳お姉さんに様変わりした。
ご無沙汰の館
第六十二話で登場。忘却の館と同じ建物に存在しており、こちらは性経験が久しぶりレベルで消される店である。忘却の館と比べて男性陣にも好評だった。
- ドゥティーター
忘却の館とご無沙汰の館の店長兼受付を行っているデミアの弟子の一人。
服装はもはやほぼ裸でその爆乳を惜しげもなく露出しており、童貞状態になった客の反応を楽しんでいる。
また、記憶操作魔法が効かないクリムは嬢側も店のコンセプトを楽しめないため、毎回彼女がお相手している。
肉欲混浴温泉場
第六十三話で登場。店名通り混浴で相手を選んで奥のプレイルームで本番を楽しむお店。
嬢は指名をされなくとも数時間温泉を堪能するだけで500Gもらえるので、ヤる気がないカピバラ獣人が大勢居座っているが、賑やかし要因として店にも客にも悪くは思われていない。
値段は指名なしで混浴だけ堪能しても1000Gかかる。ちなみに近場には一般的な温泉も存在する。
湖の光合性
第六十四話で登場。コンセプトは肉欲混浴温泉場と同じようなものだが、こちらは日光浴限定。気象操作で常に一定の光量が保たれている。
その性質上植物種と爬虫類種が極めて多く、数時間以上全く動かない嬢も多い。
また、全裸で日光浴をするために来る嬢や客も一定数いる。
褐色っ娘大好き
湖の光合性に焼きに来ていた人間の嬢が在籍している店。単行本のオマケページにレビューが記載してある。水着痕や下着痕をくっきり残した嬢も在籍しているらしい。
日焼け自体が人間とサキュバス限定の現象であり、人間以外にはこのフェチはほぼ理解されないようだ。
Hな変身ストリップSHOW
第六十六話で登場。魔法都市に存在する店であり、嬢側はエッチな姿が見えさえすれば、ありとあらゆる変身・変化・変態・変装が許される店。
元々は魔法少女の変身だけを扱っていたが、木材パペットとドワーフの猛者コンビがエロい木彫り造形をやり始めたことを皮切りにどんどんカオスになっていった。魔法少女の変身だけを集めたショーも週一で開催している。
あまりにも多種多様な種族が混在しており、刺さる種族には刺さるし刺さらない種族には全く刺さらない内容が無限に続く。
- レオッタ
普段は魔法書書店の店員をしている地味な眼鏡っ娘だが、ストリップSHOWでは魔法で恋の妖精パステルニュンフィに変身するパフォーマンスを行う。
- ブランカ
銀狼の狼女。細身の人間に近い姿から裸になり、屈強な狼獣人の姿に変身するパフォーマンスを行う。
- リンプ
アゲハタイプのフェアリー。蛹の状態で店の控室に二か月も待機しており、羽化の瞬間をパフォーマンスとして見せた。
サキュバスピラミッド
第六十七話で登場。ピラミッドを再利用した砂漠の店であり、砂漠にいそうな種族を色々揃えた優良店。
店の前にはスフィンクス娘が居座っており、旅人にクイズを出しているが、店とは全く関係ない。でも正解したら店をおごってくれる。
世界最大のサキュバスタワー
第六十八話で登場。世界最大の取引市場に存在する、文字通り天まで届くほどの高さのサキュバスタワー。最上階はそのまま天界に繋がっており、そこではチボが管理していてその売り上げはフラスパ教の活動資金として使われている。
基本的な内容は他のサキュバスタワーと変わらないが、高ランクの身分証明書を持ち一人あたり50万という大金を支払った場合には、大多数のサキュバスメイドたちと丸一日遊べるサービスが存在する(この場合はヌきすぎないように配慮してくれる)。ふたなりや男の娘タイプのサキュバスも完備。
また、エリート夢魔も在籍しており、夢と認識したまま好きな夢を見ることも可能。ただし、夢に知り合いを出すと夢の会話が混線する場合があるため、夢だからといって下手なことを話すとバレる。また、超一流の精神系術師(具体的には身体DE払えのチティチングやサトリー)の場合は夢魔の夢に自身が出たことを察知し、夢の内容に干渉することも可能である。
色々できるが高すぎるためコスパはあまり良くない。一方、大金持ちの商人の場合は宿泊所代わりにも利用する(サキュバスは性欲第一なので金に頓着せず、安全性も高い)。また、更に100倍近い大金を払えば、サキュバスムービーの超人気女優やアイドル活動をしているサキュバスを呼ぶことも可能。
選り好みの宿
第七十話で登場。スタンクが駆け出しだったころに常連だったサキュバス店兼宿屋。
数多くの嬢が在籍しており、その中から昼・夜・翌朝のお相手を選ぶ形式なのだが、この際に多くの嬢を選ぶほど安くなる。
実際にお相手するのは各時間帯ごとに一人ずつなので、つまり嬢の方が客を選り好みする店なのである。
一人を指名することも可能だが、その場合は呼び出し一回で他のサキュバス店と同程度の値段となる。40人以上選べば最大半額(10人ごとに500G引きなので、指名料金は4000Gということになる)。
その性質上、嬢側も客を気に入って選んでくれるのでやる気が高い。宿形式なのでプレイ時間も厳密ではなく、夜一緒に寝たり3P状態になったりすることもある。
また、初見でいきなり一人指名するのは店のコンセプトに反しているため好まれないが、何度も自分を選んでくれた嬢を一人指名するのは普通の店以上に喜ばれることになる。
- フデロシ
駆け出し時代のスタンクが良くお世話になっていたと思しきエルフの女性。
というか話の内容(単行本オマケ含む)と名前的に、元々スタンクの父親が個人所有していたスケベメイドであり、そこでショタ時代のスタンクに手を出して筆下ろししているような気が・・・
カクテルシード
第七十二話で登場。混血異種族の専門店。
この世界では結婚の祝福を受けた後だとたとえどんな種族同士でも必ず子供ができ、原則両親どちらかの種族になる(たまに祖父母の種族になる場合もある)。一方、祝福を受けずにヤった場合は基本的に子供はできないが、一部の組み合わせでは父母の種族両方の特徴を受け継いだ混血種族となる。
混血種族は結婚の祝福を受けない限り子供ができない特徴があり、そのため避妊せずヤりまくる子がおり、そんな子たちが集まって作られたのがこの店である。
そもそも様々な異種族がひしめく世界なので混血種がコンセプトとして成立しているのかは怪しいところだが、猛獣系の獣人同士の混血は凄まじい巨体になる特徴があるようで、ブルーズには好評だった。
メガネの城
第七十三話で登場。一見普通のメガネっ娘専門店のように思えるが…
実際は世界各地の多種多様で珍妙なメガネっ娘だけを集めてしまったせいでスタンダードなメガネっ娘がほぼおらず、性癖が迷子になっている店だと評価されている(ちなみに地理的にもかなり迷子になりやすい)。
しかしその後普通のメガネっ娘を増やして一見さんに優しくなったことで、結果的に珍妙な娘の指名も増えた。
- スケーベゴート
研究者系瓶底メガネっ娘嬢。一番スタンダードなメガネっ娘であったため、一斉に指名されて取り合いになった。
- メーネ
単眼メガネっ娘嬢。といっても単眼なのでサンバイザーほどの巨大なレンズで顔半分を覆っているだけ。
- センガイ
六つ目妖怪酸与のメガネっ娘嬢。当然眼鏡も六つ目に合わせた奇形。
- 白目
手の目妖怪のメガネっ娘嬢。目が手のひらにあるので眼鏡もレンズを手で握ったものとなっている。
マゾ兵訓練施設
第七十四話で登場。女軍人が経営するドMや性的問題児のための新兵訓練施設で、もちろんスケベもあるが施設としてはガチである。そのため、超絶ベテラン冒険者な4人は見事に追い出された。
しかし彼らのレビューを見た筋金入りのドMどもが殺到したため、翌月の志願兵の人数は40倍にも膨れ上がったという。
主従逆転~クーデター後の上官達~
マゾ兵訓練施設の近くにある普通のサキュ店。こちらはただの軍服コスプレイメクラ店であり、その内容は店の名前の通り。訓練施設の訓練生もよく利用する。
しっかりとした描写はないが、訓練施設から追い出された4人には当然高評価であった。
鳳凰の舞
第七十五話で登場。小話集なので深掘りはされない。
食酒亭の近くについにできた有翼人種の店。有翼人種は感度抜群なのでレビュアーたちにも好評(なお当然メイドリーさんには不評)なのだが…
その実態はクジャク系専門店であり、嬢たちを興奮させるためにまずは客側が♂孔雀のカラフルな羽を広げてアピールしないといけない。ただ、その後の本番は情熱的ではある。
カエデドリアードのパンケーキ屋さん
同じく第七十五話で登場。
その名の通りカエデ系のドリアードが経営しているパンケーキ屋だが、そのシロップが彼女たちのエッチな樹液(おっぱいやお股から出る)である。たちの悪いことにとても美味いし、またエッチな気分になるほど濃密で甘い液が出るらしい。
満員送迎痴漢馬車
同じく第七十五話で登場。
菱縄縛りのケンタウロス嬢が引くご出勤サキュ嬢が詰まった馬車。
乗車賃200Gを払えば目的地のサキュバス街までおさわりし放題だが、途中下車はできない上に魔法陣がないので痴漢行為以上のことは禁止されている。
THE☆性癖オークション
第七十七話で登場。その地域にあるサキュバス街の変わり種な店をオークション形式で紹介し、新規客を呼び込む趣旨の企画。
最後までスルーしてしまうと入場料を取られるだけになってしまうが、地元の店を紹介する情報提供元としての役割も兼ねている。
ちなみにスタンクも最後までスルーしてしまったが、紹介された中にあったやさぐれシスターの店が気になり…
悪の女王
第七十八話で登場。元々は普通のSM店(といってもガチ目のハードM客向けではあった)だったが、客入りを良くするためにヒーローショーを始めたところなんとそっちがウケてしまった。その結果、ショーで見たキャラとヤれる店として大人気店となっている。
- マジョリア
ヒーローショーでも総帥役をやっている高位悪魔(役名なので本名かは不明)。悪の女王に憧れて50年ほど前に店を始めた。
ショーの脚本を書いたナリシオとは元々ただの嬢と客の関係だったようだが互いに惹かれていた模様。しかし人間と悪魔では寿命が違いすぎており、結局お互いに想いを伝えられないままナリシオは老衰死してしまった。
享楽教会
THE☆性癖オークションがきっかけでスタンクが目を付けた教会型サキュバス店。
現役だが酒もタバコも賭け事も男も大大大好きなやさぐれシスターが属しており、教会なのに酒とヤニの臭いが充満している。
お布施を払えば飲み食い・博打・お祈りにプレイとヤリ放題。
第七十九話で改めてレビュー対象として紹介された。
- ブラールフ
性癖オークションにも出向していたヤンキー口調のエルフシスター。
- ハフネ
眼鏡をかけたハーフリングシスター。
- ウィヒック
受付も担当する長身爆乳のシスター。へべれけ過ぎて眠そうにしている。
- パンパンドラ
お布施箱の中に住んでお布施を管理しているミミックシスターの店長。お布施箱にいれる金額を意図的にごまかそうとしたりお布施を盗もうとしたりする客がいたら、飲み込んで一発絞った後説教する。普通にお布施を払っている客は存在を知ることもない。
カーマ・スートラ
小説「えくすたしー・でいず」に登場。ガンダルヴァとセイレーンのサキュバス店。
ガンダルヴァは東方の熱帯地方に住む有翼種で、武芸を好むのが特徴。
歌と踊りが売りだが、プレイ中に嬢が歌い出す、コースによっては吟遊詩人の弾き語りやパイプオルガンの演奏がBGM、挙句の果てにはインド映画よろしくバックダンサーが伴奏付きで部屋になだれ込んでくるなど、とにかく落ち着かない。
さらに店内には強烈な香辛料の香りが常に漂っており、犬獣人であるブルーズは数日匂いが取れず、寝不足に悩まされた。
バジリ娘倶楽部
小説『えくすたしー・でいず』に登場。爬虫類系の希少種、バジリスクの専門店。
石化の魔眼と有毒の息を持つ危険な種族だが、魔力眼鏡と解毒ポーションによって安全性を保っている。このポーションによって、毒性の強さを十段階で味わうプレイが売り。ちなみに魔力眼鏡必須のため、全員が眼鏡っ子である。
- リジー
スタンクの相手をしたサキュ嬢。たどたどしい口調だが、延長をする際ににやりとした笑みを浮かべた。
扉のスキマ
小説『えくすたしー・でいず』に登場。自分の妻や恋人が寝取られるところ(という設定の、サキュ嬢とインキュバスボーイの絡み)を覗く、NTRイメージプレイ専門店。ネトラレ、ネトラセのみで寝取り側を希望することは不可。
基本的には好みのシチュエーションを希望し、あとは支給されたマジカルホールを持って鑑賞する。追い込まれて辛くなってしまった場合に中断したり、プレイ方針を途中で相談することもできる。好みで寝取られ役を連れてくることも可能(なお、連れてきた本人は見るだけ)。プレイを録画した映像を購入できる有料オプション、通称「水晶レター」がある。
所属する嬢および相手役は選りすぐりの演技力によって採用された猛者揃いであり、あまりにリアルな絶望に数日間再起不能となる客が出たり、寝取られ役と寝取り役の仲が険悪になったりすることもある。
なお、喧嘩や暴走といったトラブルを未然に防ぐため、受付嬢は屈強なドラゴン族が務める。
- シロップ
ナンバーワンであるシルキー嬢。スタンクが一週間練りに練った力作持ち込みシナリオにあった「将来を誓った憧れのメイドさん」を見事に演じ、スタンクの心をへし折った。
ねむとぴあ
小説『えくすたしー・でいず』に登場。密林の奥にある石塔『廃都の朽木』の屋上にあるサキュバス店。癒しをコンセプトとしており、至れり尽くせりのサービスが売り。
それが当時の魔王の政策に合わなかったため、行政指導と称して封印されていたが、スタンクたちの活躍によって封印が解かれ、営業を再開した。
- ヤチヨ
店長である座敷童子嬢。ピンク色の髪が特徴で、幼く見えるがかなりの高齢。そのため、相手をしたスタンクは仲間からドン引きされた。
- 李葉(リイエ)
ゼルの相手をした、三尾の妖狐の嬢。魔力の籠った尻尾のモフモフをゼルに堪能させた。
- プリム
カンチャルの相手をしたバブリースライム嬢。全身に薬湯のような効能がある。
- ユメ
クリムの相手をしたぽっちゃり系バク嬢。夢を操り、クリムの羽目を外させた。
みんなでぴょんぴょん
小説『まりおねっと・くらいしす』に登場。アナウサギ獣人の亜種、ドワーフラビットの専門店。見た目も言動も幼いが、年中発情期であるため積極的に誘惑してくる。コスプレやイメージプレイが売りだが、種族の性質上、意味をなしていない。
- チミナ
スタンクの相手をした嬢。店で一番の巨乳。
ミネルヴァ
小説『まりおねっと・くらいしす』に登場。猛禽系有翼人専門店。通常コース内に「総排泄孔手洗いサービス」、オプションに空を飛びながらのプレイがある。なお、何をとは言わないが、空中でまき散らすと罰金を取られる。
- ミミル
スタンクの相手をした、ミミズク系有翼人の嬢。ナマタマゴの受付嬢ミミロの双子の妹。
見つめてサディスティック
小説『まりおねっと・くらいしす』に登場。高い魔力と多数の魔眼を持つ種族、ギャザーの専門店。
眼力金縛りプレイが売りのソフトSM店。魔眼で客側の限界を的確に見極めて責めてくるため、演技や痩せ我慢はできない。筋肉や内臓の状態まで見通されるため、健康体であるほど嬢のウケは良い。
- ビホルーン
クリムの相手をした嬢。かなりのSで、クリムを巧みに攻め立てた。千里眼を使った占いもできる。
ナマイキ赤ずきん
小説『まりおねっと・くらいしす』に登場。血を好む狂暴で残虐な妖精種、レッドキャップの専門店。サービスとは名ばかり、嬢が嗜虐性を満たすためだけに徹底的な罵倒と屈辱的な責めを行うという、そっちの趣味以外には勘弁してほしい内容。この店かは不明だが、ラミアのナルカミがレッドキャップ相手にコテンパンにやられたことを愚痴っている。
しかしレッドキャップは「ヒイヒイ言わせると素直で従順になる」という性質があるため、上手くいけば征服感が得られる。
- ロゼ
スタンクの相手をした嬢。最初はスタンクをバカにしていたが、負かされてしおらしい態度になった。