概要
実年齢はレビュアー最年長の200歳超えだが、エルフとしてはまだまだ若者(作中の描写から人間でいえば20代くらい)。
戦闘ではエルフらしく弓矢と魔法に長けており、使える呪文も補助、回復、攻撃と幅広い。
人呼んで『エルフの身でありながら短命種とつるみ同等のスケジュールで動き冒険もエロも密度の濃い200年の年季を誇る超超超ベテランエロエルフ』。
長命種としては異端なほど積極的に活動しているため、経験・知識ともに豊富で、世間知らずのクリムヴェールに世界事情を説明したり、レビューでは主観の感想以外にその種族の特性を解説することも多い。
吸血鬼のデリベル公爵と親しく、数十年おきに傷んだ棺桶を取り換えるよう約束を交わしている。
彼からは「おぬしの仲間は見るたびに違う」と言われているが、ゼル本人も上記の生活リズムのためか「長命種は仲間に向かない」「短命種のせっかちなところが俺にとっては付き合いやすい」と、そのことを自覚している。
貴族らしいスタンクの父とも知り合いで、何気に顔が広い。
サキュバス嬢を選ぶ際には見た目よりも体内のマナ(魔力)や生命力を重視しており、スタンクお気に入りのエルフのサキュ嬢(500歳オーバー)を「母親より年上で絶対あり得ない」と評する一方、50代の人間のサキュ嬢を「内在する生命力が豊潤」と気に入っている。
一応マナがそこまで重要ではない種族なら見た目も気にするが、それでも獣人の複乳や殆どただの木にしか見えないドリアード嬢にも理解を示す等、守備範囲はスタンクよりかなり広い。尚エルフは年齢が普通であれば良いらしい。実際とあるサキュバス店ではエルフを指名している。
そのためスタンクとはサキュ嬢の趣味が合わず、仲間を巻き込む形で『50歳の人間と500歳のエルフ』のサキュ嬢のレビュー勝負をしたのだが、この騒動がサキュバス店レビューの始まりとなり、以降はスタンクと並ぶ固定メンバーとしてレビュー書きを生業としている。
ちなみにレビューの編集および発行を担当しているのは彼である。情報通らしく、欄外には在籍する種族・コメントを添えた新店舗情報も載っている。
余談
元々前身となった「異種風俗クロスレビュー」に登場するエルフのキャラクターで、ほとんど外見は変化していない。ただ、前身での淡白な面は鳴りを潜め、ありとあらゆる種族とエッチするためならどこへでも出掛けるアグレッシブな性格に変わった。