CV:八百屋杏
概要
メイン画像左。自称50歳の人間のサキュ嬢。正直見た目年齢はもっと上に見えると評判。
原作では人間の熟女専門店「禁断の熟成樽」の所属となっており(第1巻購入特典の小冊子より)、アニメ版では「スナックミツエ」を経営している。
スタンクから見たらドン引き物の容姿だが、容姿よりも内包するマナを重視するエルフのゼルにとっては好みど真ん中で鉄板のお気に入り。あっちの方もベテランらしくすごいテクニシャンらしい。
原作では人間と亜人(エルフ、ハーフリング、犬型獣人)の価値観の違いを判りやすく示すために登場した1話限りのゲストキャラに過ぎなかったが、アニメではOPでやたらと目立っていたり、サービスシーンもこなしたり、他のサキュ嬢(年上含む)から慕われてたり、更にはレギュラーに昇格して専用のミニコーナーまでもらったりと謎の大出世を果たしている。
…アニメスタッフには亜人が多いのだろうか?
原作32話では寝ているゼルの夢(過去の記憶)として若い頃の彼女が登場。
まだ駆け出しの新人で、先輩サキュ嬢が初めての相手としてゼルを呼んだ(これは常連客であるゼルに客目線からの指導をお願いするという意味でもある)。素晴らしいものを持っているものの極度の上がり症のため次々と失態をやらかしてしまいゼルからダメ出しを食らうもアッチの才能はあるとして励ましやリピートを受けて、己を磨き上げていき現在に至った。
なお、原作5巻の巻末おまけマンガでは、上記から半年後に再び訪れたゼルに対し、サキュ嬢として成長した様子を見せ、ゼルに「ほんの数か月でキッチリと成長する人間って、ホント順応早いよなあ」と思わせていた。
更に10年後には、ベテランとなり妖艶さを増して、ゼルを接客。それまでと異なり、ゼルを翻弄していた。
ゼルもまた、この頃になると圧倒され、それまでタメ語だったのが敬語を使う様に。
曰く、
「10年もしないうちに、逆にこっちが圧倒されるほどのベテランになる事すらある。これだよ、このギャップが人間の良さだよ」
「ここからもう20年ぐらいすると、また甘えたがりな可愛い感じに戻ったりして……そこもまた、いいんだよなぁ」
と、長命種ならではの、人間の魅力を感じ取っていた。