「ふう、よかった!今の俺たち、いいコンビネーションじゃなかった?」
「おまえ、すぐ調子に乗るよね。」
概要
スマートフォン向けアプリゲーム『魔法使いの約束』に登場するクロエ(魔法使いの約束)×オーエン(魔法使いの約束)のBLカップリング。
他の魔法使い達にも警戒される危険な北の魔法使いであるオーエンと、明るく社交的だが少し自分に自信のない西の魔法使いのクロエ。当初はオーエンに怯えていたクロエだったが、魔法舎で過ごしていくうちにオーエンのことを知り、仲良くなろうと積極的に声をかけに行くようになる。一方オーエンは西の国の気質を発揮させるクロエにだんだんと振り回されるようになっている。関係性が次第に逆転してきており、今後の展開が楽しみな2人と言えるだろう。
※確認ができていないエピソードもあるため、随時編集して頂けますと幸いです。
プロフィール
クロエ(Chloe) | オーエン(Owen) | |
---|---|---|
呪文 | スイスピシーボ・ヴォイティンゴーク | クーレ・メミニ/クアーレ・モリト |
年齢 | 20歳 | 約1200歳 |
紋章の位置 | 右胸 | 舌 |
身長 | 176cm | 178cm |
誕生日 | 11月12日 | 11月1日 |
所属 | 西の国 | 北の国 |
特技 | 衣服の裁縫、修繕、仮死にする魔法 | 動物と話す |
魔道具 | 裁縫箱 | トランク |
マナエリア | 裁縫部屋 | どこかの市場 |
アミュレット | 星のネイル瓶 | 不揃いなチェスの駒 |
お互いの呼び方 | オーエン | クロエ、おまえ |
好きなこと/もの | おしゃれ | ひとりでいること、甘いもの |
嫌いなこと/もの | ひとりぼっち | 善意、命令 |
得意なこと/もの | 裁縫 | 死ぬこと、誑かすこと |
苦手なこと/もの | 怒鳴り声、両親と姉たち | 「おまえ」 |
〈大いなる厄災〉の傷 | なし | 不意に優しい人格になる |
CV | 天崎滉平 | 浅沼晋太郎 |
ストーリーの2人
二人が登場、もしくは相手の名前を出す場面があるストーリーを紹介する。太字になっているものに関しては後述する。
- 泡沫の夜の魔法にかけられて 4,5話
- きみに花を、空に魔法を(1.5部) 18,23話
- 音楽家と狂騒のコンチェルト 10話
- パラドックス・ロイド 15,16話
- ローレライの涙は湖に溶けて 3話
- 祈り咲く雪街のラプソディ 4話
- 繋いだ絆は魔法のように 23,24話
- 熱砂のオアシスに勇者の歌を 2,4,5,10話
- どうかあなたに、虹の物語を 7話
- 痺れる愛をドルチェに託して 1,4話
- 輝く剣に太陽の夢を 4,6,8話
- メインストーリー第2部 第4章第6話,第8章第10話,第21章第9話
- きっと、きみと奇跡を 3,23話
- 涙の果てで紫花の微睡みを 2,6,7,9(,10)話
- 紅蓮の大地で遊ぶ愛し子 2,3,8,9,10話
※以下、ストーリーのネタバレ注意
きみに花を、空に魔法を(1.5部)
カードストーリーを除けばちょっとした交流のみだったクロエとオーエンだったが、このイベントストーリーで初めて2人きりの会話を果たした。
厄災の傷のオーエンが呼び出したケルベロスによって瀕死の傷を負ったカイン。いつも通りのオーエンに戻ったのち、カインに声をかけ続けるオーエンの元にラスティカとクロエが戻ってくる。ラスティカがオーエンにクロエを託しスカーレットとの戦闘に向かった後から始まる2人の会話は、クロエとオーエンのストーリーにおいて屈指の名シーンと言える。下に書きおこしはあるが、ぜひ、フルボイスで読んでいただきたい。
18話
「祈りだよ。祈りってこういうことだろ。俺はいつも祈ってた。」
「はは。通じなかったろ。」
「通じたよ。」
「…………。」
(中略)
「……馬鹿じゃないの。泣きながら、何をやってるの?あの紳士が心配なら、僕にこう言えばいいじゃない。オーエン、あの娘を殺してきて。僕は北の魔法使いだ。あの紳士より僕の方が強い。何をためらって、めそめそしてるのさ。」
「…………。」
「それとも、本当はあの紳士に死んでほしい?」
「……オーエンが自分で決めるなら、ともかく、俺から言ったりしないよ。」
「意気地なし。」
「ラスティカは心配だけど、オーエンは別にいいなんて思えない。……思っちゃだめだよ。」
「おまけに偽善者。」
(中略)
「……っ、痛い目にあってもいい人なんていないよ……。そんな人に選ばれたくないでしょう? そんな風に人を選んじゃだめだよって、ラスティカが教えてくれたんだ。だから、俺は言わない……。……っ、ラスティカも、カインも、心配だけど、でも……っ。ラスティカの弟子だもん……っ。魔法の力は弱くても、心まで弱くなりたくないから……。」
「…………。ちっ……。」
「オーエン、どこに行くの!?」
「おまえがぴーぴーうるさいから、僕があの女を殺して来……。」
「……なんだ。僕の力なんか要らないじゃん。」
「え……?」
「おまえに見えないかもしれないけど、ラスティカが勝ってる。十分強いよ、おまえの師匠。」
「……ラスティカ……。」
「……ねえ、あれやろうよ。あいつが言ってた、馬鹿馬鹿しいやつ。カインを守れるっていうやつ。」
「祈り……?」
「……うん。僕はやったことないけど。」
「教えるよ。一緒にやろう!」
この18話を経た後の23話では、オーエンの「僕のケルベロスが齧ったんだ。僕が仕掛けた。」に疑問を持ったクロエの姿が窺える。2人の関係性はここで大きな転換点を迎えたのだった。
音楽家と狂騒のコンチェルト
10話
「……なんか可哀想だね。哀歌草はただ咲いていただけなのに、誤解されて燃やされちゃって……。街の為とはいえ、勝手に悪者扱いしてひどいことしちゃったのかな……。」
自分が傷つけられたかのように、クロエは顔を曇らせた。
「……喜んでたみたいだよ。」
「え?」
「……。」
「あ、あのさ。オーエンは植物とも話せるの?」
「話すわけないだろ。でも、あの蔓っていうか、花? 昨日空から見てた時、そんな感じだった。馬鹿騒ぎの音楽でも、嬉しかったんじゃない。」
「……そっか。ありがとう、オーエン。」
普段意地悪ばかり口にするオーエンが、クロエの傷ついた顔を見て咄嗟に慰めの言葉をかけてしまうのが印象的なシーンである。また、ここでSRオーエン【曇り空に光を】のスチルが表示されるのだが、スチルの表情も印象的だ。ちなみに二つ目のスキル名は「零れ落ちた声は」である。
パラドックス・ロイド
16話
「クロエ。街の生活はどう? 懐かしの我が家に戻った感想は?」
「懐かしの我が家は……。俺はここで、オーエンとも、話したことがあったの?」
「……あはは! クロエからラボの記憶を消したのか。おまえらがやりそうなことだよ。」
見たこともない顔で、オーエンはラスティカを嘲笑った。かすかな、不安と悲しみを浮かべながら、ガルシア博士に冷笑を浴びせる。
この世界において、共にガルシア博士とフェルチ博士によって作られたアシストロイドであるクロエとオーエンは人間で言うところの兄弟と言ってもいいだろう。その相手に忘れられ、不安と悲しみという普段オーエンを相手にする際あまり目にしない感情を表出させているところがポイントである。なお、15話においてはオーエンのいるラボに忍び込むクロエ達の姿が描かれているのだが、ここで表示されるスチルは、SRクロエ【友達に逢いに】である。『友達』が誰のことを指しているのか明言はされていないものの、恐らく“そういう“ことである。後述する該当ログストもぜひ見てほしい。
ローレライの涙は湖に溶けて
3話
「気に入ったぜ。やっぱこいつを今日からオーエンにしよう。」
「いいんじゃないですか。さっきお茶会もしましたし、ほぼオーエンみたいなものですよ。」
「あはは。オーエンの代わりはいないよ。でも、オーエンの分まで頑張るね。」
北の魔法使いが必要とされているのにもかかわらず、どこかへ行ってしまったオーエンの代わりにされそうになったクロエ。このセリフだけだとあまり特別なものには感じないかもしれないが、後述するログストと掛け合わせることでこの言葉の意味が増すのである。
繋いだ絆は魔法のように
23話
生きる世界が違う。何度も、突き付けられる事実に、胸が苦しくなる。だけど、強敵のオズと戦いながら、オーエンはずっと、片手で帽子を押さえていた。新しい帽子を落とさないように。それは、交わるはずのない世界が、交わったからこそ、生まれた仕草じゃないだろうか。
24話
オーエンが地面に膝を突く前に、咄嗟に腕を伸ばして、誰かが支える。意外なことに、それはクロエだった。クロエ自身、驚いた顔をしている。
「……あの、大丈夫?」
オーエンはじっとクロエを見つめた。帽子を深くかぶって、彼を睨む。
「は? 構うなよ。」
クロエは傷心を浮かべた。オーエンは目をそらして歩き出す。
23話の描写は名前こそ明言されているわけではないが、このイベントストーリーの衣装を作成したのはクロエである。そしてオーエンは”お揃い”を気に入っていることが何度か示唆されている。(例:メインストーリー第1部第21章第12話 「お揃いって変で面白い。」)賢者の言う『交わるはずのない世界』がどこを指しているのかは火を見るよりも明らかだろう。
輝く剣に太陽の夢を
8話
「間に合った~!! みんな、だいじょう……。わっ!? 屋根の破片が……!」
「《クーレ・メミニ》」
「わっぷ! げほっ、げほ……! 瓦礫が全部砂になっちゃった! オーエン、ありがとう!」
「……! じゃあ、俺もついていっていい? 今度は迷惑にならないようにするから!」
「……好きにすれば? 石になっても置いていくけど。」
「うん……! ありがとう、オーエン!」
「《クアーレ・モリト》」
「《スイスピシーボ・ヴォイティンゴーク》!」
オーエンに続いてクロエも呪文を唱えた。巨大なクッションが吹き飛んだ騎士たちをぽふんと受け止める。
「ふう、よかった! 今の俺たち、いいコンビネーションじゃなかった?」
「おまえ、すぐ調子に乗るよね。」
魔法使いの約束がリリースされて以来初めての同時SSR実装となった本イベントストーリーでは、特に8話において二人にフィーチャーした会話が描かれた。長くなってしまうため詳しくは本編を参照してほしいのだが、クロエの裁縫の腕を買っていることが節々からうかがえる発言をオーエンが繰り返している。また、6話の「ち……違うよ! オーエンは異変を止めようとして……。」も注目すべき部分である。きっとオーエンと出会ったばかりの、彼に対して怯えていた頃のクロエであったら咄嗟に口にすることはなかった台詞だろう。
メインストーリー第2部
第21章第9話
「魔法使いなの? 魔法使いだとしたら、殺せば石になる。試してやろうか?」
「…………。はっ……。ちょっと迷っちゃった。だめだよ、そんなことしないで。」
「ふふ。おまえのそういうところ好きだよ。」
「ちょっと来てくれる?」
「は? 嫌だけど」
「お願い!」
「嫌だってば!」
「……なんで僕がこんなこと……。」
第4章第6話や第8章第10話などで二人の関係性を匂わせるような発言はあったものの、きちんとした絡みとしてはメインストーリーだと第1部から数えても初めてとなった第21章第9話。ぜひ全編通して目を通してほしい。
クロエはオーエンの言うことを決して頭ごなしに否定しない。そんなクロエの姿勢が、オーエンにとって心地よいものになっているのかもしれない。また、メインストーリー内の他の話を踏まえると、「試してやろうか?」という発言はオーエンにとって善意の言葉ですらある可能性がある。二人が着実に仲を深めていることが窺えるだろう。
きっと、きみと奇跡を
3話
「明日、ボルダ島のパーティで着るみんなの服、作ってたんだ。オーエンも着てくれるよね。」
「着ないよ。」
「ど、どうして!?」
「生ぬるくて、ゆらゆらしてるから。」
「生ぬるいかはわからないけど、ゆらゆら光る水面をイメージして作った色なんだ!すごくきれいだよ!良かったら、明日、着てみて!」
「…………。」
「気が向いたらね。」
23話
「それくらい持てよ。クロエ。カインがハンカチ無いって」
「……っ、……オーエン……。」
「ふふん。何、泣かされてるんだよ。」
「こんな海蛇ごときにさ。」
3話においては、隣の部屋で一悶着始めたオズ、フィガロ、スノウ、ホワイトから逃れるように夜の魔法舎の上空へ飛び出したオーエンが、そこで出会ったミスラに「あなただって、十分生ぬるいですよ。恐ろしくも、手強くもない。馴れ合って、振り回されてる。」と言われ、そんなことはないと証明するためにクロエの部屋に訪れた。結局意地悪の一つも言うことなく、むしろ善意的な行動をしてしまったオーエンは最後に「僕は腰抜けじゃない。」と自分自身に言い聞かせるように呟く。前後の文脈を鑑みるに、オーエンが生ぬるくてゆらゆらしてしまうほど馴れ合って、振り回されてる魔法使いの筆頭がクロエ、という受け取り方をしても問題ないはずだ。
また、これだけでは終わらず、23話においてはカイン・ラスティカ・ルチル・クロエのピンチのシーンにかけつけるオーエンの姿が描かれた。この後、クロエとラスティカを逃がすオーエンも描かれている。果たしてクロエが泣いているのは海蛇のせいか、それともオーエンが駆け付けた安堵か。ハンカチについて声をかけたのは作ってあげろよ、の意図なのか、それとも雑談として話しかけたのか。はたまた3話の「止めてよ」は「やめてよ」なのか「とめてよ」なのか。解釈の分かれるところではあるが、クロエとオーエンの関係性が進展していることは間違いないだろう。
涙の果てで紫花の微睡みを
7話
「っ……。急に手を掴むなよ。殺されたいの、クロエ。」
「……こ、これ、あったかくならない?」
「でも、言葉が通じなくても、このあったかいものは、伝わるかもしれない。
オーエンにも……伝わってるでしょう?言葉とか関係なく、嘘じゃないもの……。」
「そん…………。…………。……っ、離せよ!」
言葉なんて全て嘘だ、と語るオーエンの掌を握り、言葉でないあったかいものを伝えようと試みたクロエ。この時表示されたスチルはSRクロエ【温かな手を繋げば】である。(なお、このカードのスキル名の一つは「あったかいものを伝えて」。)約束することと同じくらい大切なものを語るクロエの前からオーエンは姿を消してしまうが、その後のイベストにおいてもクロエに言われた言葉や触れられた手を気にしている様子が描かれた。クロエが心を込めてオーエンに伝えたかったことは間違いなくオーエンに伝わっており、オーエンの心を揺らしているのである。
カードストーリーの2人
SSRクロエ【大輪の花火よりも】(泡沫の夜の魔法にかけられて)
『お祭りは三人で』
「……俺、オーエンのことを怖いと思ってたのも本当だけど、一緒に回ろうって誘ってくれて嬉しかったんだ。オーエンを見つけられたのも、俺の作った服を着ていてくれたからだし。空からでもちゃんとわかったよ。ありがとう。オーエン。それから……怖がって、ごめん」
「……悪くないんじゃない、これ。」
「え?」
「《クアーレ・モリト》」
「わっ! 狼の目が、紫色になった……。」
「首だけの狼って面白いから、きみの目の色とそっくりにしておいてあげる。」
1.5部に繋がる重要な描写が含まれているカードストーリー。1.5部が転換点だとするのなら、このストーリーはクロエとオーエンの第一歩と呼べるだろう。
SSRラスティカ【舞踏会の夢をあなたと】(’22 ラスティカBDカード)
『星影と言の葉と祝福の儀』
「ついでに呪いの歌でも聴かせてやれば? 西の国の奴らは刺激に飢えてるから、本物の恐怖を味わわせればさぞ喜ぶだろうね。」
「それは……。」
「いいね! ちょっと怖くて盛り上がりそうだし、ラスティカも聴いたことがないって、わくわくしてくれるかも!」
「うわ……。そういえば、こいつも西の魔法使いだった。」
ラスティカの星影の儀を執り行うメンバーに選ばれたクロエ、オーエン、レノックスのカードストーリー。
SSRクロエ【この出会いに祝福を】(繋いだ絆は魔法のように)
『もっときみとお喋りを』
「俺、自分もお喋りだなって思うけど、オーエンも結構お喋りだってこと! だから俺たちって、案外似てるところがあるのかもって思って……。」
(中略)
「良かったら、着てみてくれないかな?」
「なんで俺がおまえの言うことなんか……。」
「お願い! オーエンが着てるところを、どうしても見てみたいんだ……! 絶対似合うと思うから!」
「…………。」
「やっぱり、だめかな……?」
「……これを着たら、さっさと出て行けよ。」
いきいきとしたクロエの隣で、オーエンはげんなりと息を吐いていた。だけどちっとも、刺々しい雰囲気じゃない。
(……この二人、案外良い友達になれるのかも)
まだずっと先の話かもしれないけれど、クロエが仕立てた服の色みたいに、明るい予感がした。
クロエとオーエンの魔法舎における日常が窺えるカードストーリー。前半の方ではオーエンをお茶に誘っているクロエの様子も描かれている。クロエとオーエンは未来に可能性の満ち溢れた関係性なのである。
SSRオーエン【ほら、起きて?】(涙の果てで紫花の微睡みを)
『甘い魔法が解けるまで』
「どっちも違うよ!やっぱり、オーエンの魔法はすごいと思って!」
「は?」
「(中略)オーエンはどんな魔法でも上手くできるんだね。オーエンが全力で祝福の魔法をかけたら、ここの魔女も安心して、何百年も眠れそう!」
儀式の前にちょっとした交流をしていたクロエ、オーエン、賢者のカードストーリー。クロエのセンスに着飾られることは嫌ではないオーエンや、いつも通り意地悪でクロエと賢者を振り回すオーエンの様子が窺える。なお、カードエピソード「あの味を思い出して」にもクロエの名前が出る。
ボイスの2人
1年目 オーエンBD
「オーエンのお誕生日……。何をプレゼントしたら喜んでもらえるかな? 賢者様、何か知ってる?」
1年目 クロエBD
「今日はクロエの誕生日なんでしょ?お祝いしてあげるよ。お揃いの制服、面白かったからお返し」
2年目 オーエンBD
「オーエンのお誕生日なんだね!オーエンってめちゃくちゃ怖いけど……。「怖い」だけの印象じゃないんだ。叙任式の時も、俺の作った衣装を格好よく着こなしてくれたしね!あの服を着たオーエン、素敵だったなあ」
2年目 クロエBD
「クロエ、誕生日おめでとう。きみの作る服、なかなかセンスがいいよね。その腕を僕のものにしたら、いつでも好きな服を作ってもらえるのかな」
3年目 オーエンBD
シャイロック「誕生日おめでとうございます、オーエン。ラスティカやクロエからあなたの話を聞くたび、つくづく魔法舎での暮らしは想像もつかないことが多いと感じます。二人と曲を作っているのでしょう? 完成したら私にも聞かせてくださいね」
ホワイト「オーエンの誕生日じゃな。クロエがあやつのために服を作っておると言っておったが……オーエンはおとなしく受け取るじゃろうか? 我らもあとで様子を見に行ってみようかの」
ラスティカ「オーエン、お誕生日おめでとう。クロエとお茶会をしたそうだね。彼は紅茶を淹れるのがとても上手だから素敵な時間を過ごせたんじゃないかな」
クロエ「あ、あのさ、オーエン。お誕生日おめでとう! 俺、もっとオーエンと仲良くなれたらなって思ってるんだ。だから……あ、行っちゃった……。でもよかった、直接おめでとうっていて。これから少しずつ、オーエンともおしゃべりできたらいいな」
3年目 クロエBD
「誕生日なんだってね、クロエ。きみはいつも僕とおしゃべりをしたがるでしょう。今日だけ付き合ってあげようか。君が望んだことなんだから、途中で泣いてもわめいても最後まで付き合ってね」
SSRオーエン【可笑しな魔法を嚙み砕き】ホームボイス
「この間、若い魔法使いが集まってカードゲームをしてた。ずっと後ろに立ってあげたら、クロエやヒースはずっとびくびくしてて楽しかった。臆病なやつらは好きだよ。賢者様のことはどうだろうね」
SSRオーエン【負け犬は下がってろよ】ホームボイス
「若い魔法使いって図々しい奴が多いよね。ルチルはミスラとよく喋ってるみたいだし、クロエは僕のことをお茶会に誘いにくる。騎士様なんて……すれ違いざまにオズの胸を叩いてた。賢者様からも注意した方がいいんじゃない」
4年目 オーエンBD
シャイロック「今日はオーエンの誕生日だからと、クロエが『本日の主役』サッシュを作っていました。賢者様が教えたのですよね?彼が気に入っていた衣装と合わせられるように、デザインするそうですよ。ふふ、我らが仕立て屋の力作を彼がどう着こなすか私も楽しみです」
クロエ「お、オーエン!お誕生日おめでとう。あの、もしよかったらこれから俺とお茶でも……あ、お菓子だけ持って消えちゃった。お茶会ができないのは残念だけど、市場で見つけた俺のとっておき、喜んでもらえるといいな」
4年目 クロエBD
「ねえ、クロエ。僕にあまり馴れ馴れしくするなよ。これからも大好きな服を作り続けたいんだろ。誕生日パーティにはおまえのことが好きで、おまえにもっと優しくしてくれる奴らを誘えばいい」
5年目 オーエンBD
「今日はオーエンのお誕生日だから、この前西の国のお土産で渡したお菓子をたくさん買ってきたんだ。あっという間に全部食べちゃった後にもっとないのって言ってたお菓子だから、多分気に入ってくれたんだと思って選んだんだけど……。ち、違ってたらどうしよう」
その他の2人
二人が登場、もしくは相手の名前を出す場面があるものを紹介する。太字になっているものに関しては後述する。
- オーエン親愛ストーリー「スマイルマジック」 第10話
(「好きな魔法使いは?」を選択)
- 北の魔法使い(オーエン)
- 白の魔法使い(オーエン)
- 北の祝祭の魔法使い(ミスラ)
- パラドックス・ロイド ショートストーリー(3)
- ローレライの涙は湖に溶けて ショートストーリー(1)
- 盛装の魔法使い(オーエン)
- B’s-LOG 2021年12月号
- Spoon.2Di vol.83
- SSRラスティカ【舞踏会の夢をあなたと】 カードエピソード「楽しくカオスに」
- 七夕パーティの魔法使い(ルチル)
- お菓子と可笑しな御伽噺 ショートストーリー(1)
- 菓子工房の魔法使い(オーエン)
- 闇染まる緋花に宴を捧げて ショートストーリー(3)
- 3.5 Anniversary ログインストーリー(5)
- もっと!エンジョイサマーキャンペーン ショートストーリー(1)
- オルヘルの魔法使い(ミスラ)
- ラベンダーの魔法使い(クロエ)
- 星夜のあなたに魔法を教えて ショートストーリー(3)
※以下、ネタバレ注意
白の魔法使い(オーエン)
タイトルは『慣れない会話』。慣れないクロエの猛攻に、たじたじになるオーエンの様子が窺える。これはリリース当初からある4コマなのだが、この先のクロエとオーエンの関係性が示唆されているためぜひ覚醒させてみてほしい。
ローレライの涙は湖に溶けて ショートストーリー(1)
「それなら、クロエの代わりに僕と一緒にお茶会を楽しまないと。今日のために新しい茶葉を取り寄せたんだ。」
「……おまえ、クロエのことを心配してないの?」
「あの子はきっと大丈夫。なんたって僕の弟子だから。」
「へえ、そう……。でも、僕はおまえとお茶会なんてしない。クロエにも、僕の代わりにもならない。」
イベントストーリー本編で「あはは。オーエンの代わりはいないよ。」と言うクロエと、「クロエにも、僕の代わりにもならない。」と言うオーエン。二人の相性の良さが垣間見える瞬間である。
B’s-LOG 2021年12月号
う・わ・さの魔法使い☆彡
「オーエンとおしゃべりできた日は幸運な日! 良いデザインが浮かんで楽しい気分のときとかに、勇気をだして話しかけるんだ。無視されちゃうこともあるけど、たまにちょっとだけおしゃべりしてくれて……そんな時は勇気を出して良かった~って思うんだ!」
「クロエのことは結構好きだったけど、最近面倒になってきた。びくびくしているくせに、一緒にお茶会をしようとか、歌をうたって欲しいとか、能天気師匠と話しかけてくるようになってさ。あいつ、西ではまともな方だと思ってたけど、本当はそうでもないのかも」
魔法使いの約束Anniversary Book Vol.2でも読むことができる。関係性の変化が如実に見られる言葉たちである。
Spoon.2Di vol.83
Relay Message
「治りたての傷口に似たやつはジャムで、甘いミルクで浸したスポンジはトレスチェス……。オーエンって、食べ物のことを離すとき、少し変わった言い方をするでしょう? だからおしゃべりをするとき、何が食べたいって言われてもわかるように、勉強してるんだ! ええと、黒くてどろっとした血みたいなやつがかかってるのって、なんだったかな……」
オーエンと積極的に仲良くなろうとしているクロエの様子がうかがえる。ちなみにこの交換日記が公開されたのは2周年後のため、カードエピソードを踏まえるとまた面白いものがある。
3.5 Anniversary ログインストーリー(5)
「オーエンみたいに、嫌なことを嫌って言えるところは、いいなあっ……って思う。」
「はあ? 馬鹿じゃない?」
「ば、馬鹿じゃないと思うけど……。意地悪なところは見習おうと思わないし!」
「ブラッドリーを軸にして、ワイルドにするか、ミチルを軸にして、キュートにするかだよね! オーエンを軸にするなら、案外、上品なのもいけそう!どう思う?」
「おまえは軸にならないの?」
3.5周年を記念して書き下ろされたログインストーリーのうちの一つ。ミチルがブラッドリーを褒めたのを真似してオーエンを褒めるクロエや、さりげなくまたしてもクロエの裁縫の腕を買っているオーエンの様子を見ることができる。
ラベンダーの魔法使い(クロエ)
タイトルは『落ちついてらんない!』。クロエがオーエンの4コマに出たことは何回かあったが、オーエンがクロエの4コマに出たのはこちらが初である。オーエンにとっては何気ない言葉が、クロエにとってはすごく嬉しい言葉なのだ。
余談
PASH! 2022年7月号
クロエ役の声優さんが「クロエ以外に、好きなキャラクターや気になっているキャラクターは?」と聞かれ、クロエとオーエンの二人の会話を踏まえ、オーエンが気になると答えている。