もしかして:「クローネ(猫)」
※この記事は「レイトン教授VS逆転裁判」の、物語の核心に関わるネタバレを含むため、クリア後の閲覧推奨。
概要
「レイトン教授VS逆転裁判」に登場するキーキャラクター。
マホーネの記憶の中に封印された少女。
その正体は、ミスト・ベルデュークの娘であり、マホーネの幼馴染。そして、後の「ジョドーラ検察士長」である。
事の経緯(物語の核心)
10年前に大魔女ベーゼラの魔法がもたらしたとされる大火災。
実際は、鐘楼堂の「悪魔の鐘」を鳴らしたことに因って起こった事故であった。
幼い頃、好奇心からマホーネはクローネに「鐘楼堂の鐘を鳴らそう」と提案する。その日は町の記念日で、鐘楼堂の前には大きな篝火が焚いてあった。しかしマホーネは目前で鐘を鳴らす事を止め、鐘楼堂の上から篝火を眺めていたが、その間にクローネが鐘を鳴らしたのだった。
しかし、その鐘の音は町の住人たちの気を失わせる力を秘めており、音を聞いた二人はそのまま気を失い、再び目を開けた時には、鐘楼堂の下は火の海だった。
そのショックから記憶が無意識に書き換えられ、クローネはマホーネが鐘を鳴らしたと思い込み、マホーネは記憶と心を深く閉ざしてしまった。
マホーネの記憶からは幼馴染「クローネ・ベルデューク」の存在が抹消され、自分の飼猫を、幼い頃からの友達のクローネだと思い込んだ。
マホーネの壊れた心を取り戻す為、クローネ、ミスト、マホーネの父親の三人は架空の町「ラビリンスシティ」と「大魔女ベーゼラ」の存在を作り出した。
しかし徐々に自責の念に追い詰められていったミストは自害をしてしまう。クローネはカタルーシア親子が父親を追い込んだと思い復讐を企てるが、レイトン教授と成歩堂龍一に真実を暴かれ、改ざんされた記憶を取り戻した事で親子と和解をした。
ネタ
ジョドーラを演じていた頃は傲慢不遜で高圧的な振る舞いが目立っていたが本来の彼女はストーリーテラー曰く「人見知り」らしく、スペシャルエピソードでレイトン、成歩堂達と再会したときは「恥ずかしいから」という理由で大魔女のコスプレで出迎えていた。(但し正確にはレイトン達ではなく、今プレイしているプレイヤーに恥ずかしがっていたらしい)
どっかの赤い検事よろしくスタッフから「弄られキャラ」にされており、
ラビリンシア(書かれた物語が現実になるとされていた本)に己の欲望を力いっぱい書き記していたり(真宵曰く、「ちょっと図々しいカモ‥‥」とのこと)、みんなにせがまれてイヤイヤながらという感じでとった「ナゾ解明!」のポーズがメチャクチャノリノリだったりと中二病のようなキャラになってしまった。
挙句、それを周りから全力でツッコまれ、「ミエヘンの魔法で消えてしまいたい」と漏らすなどその末路まで厨二病的である。可哀想に‥‥