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クーガー(ボーダーブレイク)

くーがー

クーガーとはSEGAのアーケードゲーム「ボーダーブレイク」シリーズのロボットである。稼働当初から看板機体の一つとして数えられており、最新バージョン「Ver3.0ユニオン」を経ても第一線で活躍するベストセラー機体でもある。
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クーガー誕生の経緯


 中軌道ステーション・エイオースの原因不明の爆発事故に起因する「大汚染(ステーションに備蓄していた異星鉱物・ニュードの地表落下による土壌汚染)」に対し、当時エイオースを管理運営していたGRFは地表に根付いてしまったニュードの除去作業のため、二足歩行型作業重機・ブラストウォーカーの開発を日系企業「TSUMOIインダストリー」社に依頼し、復興歴23年、世界初のブラストウォーカー・ミュールが誕生することとなる


 本来はニュード採掘(除去)作業のために産まれたブラストウォーカーであったが、ニュードの毒性を秘匿していたGRFに反発するEUST等の反対勢力が活動を活発化させてきており、中には戦闘用に改造を施したブラストウォーカーを持ち出してくるまでになった。

 こうした状況を打開すべく、GRFは新技術であったニュードドライブ(刺激を与えると発熱するニュードの特性を利用した熱エネルギー機関)をTSUMOI社に供与、「純粋な戦闘用ロボット」であるブラストランナーを世に送り出すことになる。


 それが対ブラスト用兵器、ブラストランナー「クーガー」である。


※余談ながら製造当初はGRF専属売買契約を結んではいたものの、反対勢力であるEUSTにもパーツ単位で供給しており、最終的にTSUMOI製ブラスト同士が戦闘しあう資源戦争が勃発してしまうことになる。

 きたないTSUMOI社きたない(



クーガーⅠ型

フルクーガーⅠ型

 初期機体であり、ゲームを始めたプレイヤー(ボーダー)なら嫌でも触ることとなるブラスト。

 Ver3.0の時点で初期生産から既に20年近く経過しており、設計も古いため性能面でも他のブラストに見劣りしがち。しかし基本性能が安定している=突出した欠点が少ないということもあり、このⅠ型で上位クラスに食い付いていくボーダーも少なくはない。


クーガーⅡ型

フルクーガーⅡ型

 クーガーⅠ型の改良型で、主に指揮系統と各部の強化をしている。

目に見える相違点は頭部の耳状パーツとつま先の大型ローラー。指揮官機向けの調整ということだけあって索敵性能は高く、歩行速度も上昇しているので細かな挙動も取れるようになっている。


クーガーS型

センシティブな作品

 Ⅰ・Ⅱ型と大きく性能を変えずにリリースし続けていたクーガーであったが、競合他社が相次いで新型ブラスト開発を進めてくると、旧態依然としたクーガーでは見劣りしてくるようになってきた。これに対処するため、TSUMOI社も新ブラスト・エンフォーサーをリリースしたが、これもあくまで高バランスを求めたものであって、市場バランスを変えるほどの成果にはならなかった。

 その為、同社はロングセラー(悪く言えば骨董品)だったクーガーに採算度外視のテコ入れを実施、戦闘特化の火器管制装置、被弾率の高い胴体・腕部の装甲追加、より強力な銃火器を扱えるよう駆動部を強化した腕部、新型の大出力スラスターを搭載した脚部など、TSUMOI社の社運を賭けられた当機は「上質(Superior)」「特別(Special)」「傑作(Showpiece)」を意味する「S型」と名が付けられた。

 登場直後から非常に高くまとまったスペックであり、クーガーS型の購入条件が「通算勝利数200」ということもあり、テンプレアセンの一つに数えられるほど。


クーガーNX

 Ver2.7にて実装した4番目のクーガー。Ver3.0のOPを飾るなど、衰えを見せない最新作。

 これまでのクーガーと異なり装甲バイザーとなったフェイスプレート、随所に配置された追加装甲やセイバーⅡ型で搭載された新型スラスターなど、これまでのクーガーの中でもとりわけヒロイックな外観となっている。

 S型で示した戦闘特化を更に先鋭化させた設計でややバランス思考から外れたものの、スペックの高さは相変わらず。「クーガーS型を一式購入する」という購入条件が導入への足かせとなっているが、元々初期機体である本系列なので、他の第4の新ブラストよりも敷居は低い。


クーガーACE

 PS4版で登場したクーガーの最上位機種。

 性能に関してはS型とNXのいいとこどりであり、バランスよく高水準にまとまっている。全体的に装甲を強化し、様々な性能が向上。外観に関してもクーガー系機体のフォルムをしっかりと継承し、頭部は今までのクーガーらしく中心にカメラアイがあるタイプになっている。そして脚部のラッシングホイールはクーガーⅡ型の技術を応用しており、様々な部分に今までのクーガーの特徴が詰め込まれている。

 しかしバランスよくまとまっている性能ではあるが、その分突出した目立った性能がなく、特に腕に関してはクーガーNXと比較すると装甲とリロード性能が向上した程度という部分もあり、一部のパーツは星4として強化コストが見合うかと言われれば悩むところ。

 それでも良くも悪くもⅠ型からの「基本性能が安定している」を継承した機体でもある。


余談

ファンタシースターオンライン2において期間限定クエスト「境界を砕く混沌」と共にクーガーNXが参戦。

武装は「D92ジェイナス」「41式強化手榴弾」「SW-ティアダウナー」「AC-マルチウェイ」を装備し、更に衛星砲「サテライトバンカー」まで出してくる。(戦闘区域は閉鎖空間なのにどこから衛星砲を飛ばすんだというツッコミはなしで)

オリジナル同様、各武器を持ち替えつつ戦闘を行うが、微妙に攻撃判定が異なる点に注意。


登場当初は歓喜に包まれていたが、クーガーNXがドロップする武器迷彩(見た目だけを変える武器用衣装)のSW-ティアダウナーとD92ジェイナスのドロップ率がとんでもなく低く、同様にドロップするボーダーブレイクのBGMディスクすらドロップしないという状況が多発(特にティアダウナーは出現率の低いACE(赤い機体)しかドロップしないため余計に落ちない)。

流石に運営もマズいと思ったのか、期間半ばにドロップ率が上方修正、武器迷彩も多く出回るようになったが、この一件でクーガーNXに対して憎悪を抱くようになったアークスもいるとかいないとか…。(少なくとも牛マンは悪くない、ハズ)

コラボ期間終了後も通常クエストに出現するし、季節限定緊急クエストでもナイトギアとともに常連の出現ボスになっている。

しかし季節緊急は特定のエネミーを狙ったり周回数を稼いだりするのが主(2016年からは特にその傾向が強い)であり、エマージェンシートライアルの枠を食いつぶす、派手に動いてロクに狙えず時間がかかり周回数が減ったりと未だに文句を言われていたりする…。

と言うアークスの怨嵯の声が運営に通じたか定かではないが、季節緊急でクーガーNXが登場する事は2017年以降キレイサッパリなくなった(代わりにPSOで登場したガル・グリフォンが登場するようになった)。


ちなみにコイツとガル・グリフォン(と、FF14コラボエネミーのオーディン)は装備品に割と便利な特殊能力「ドゥームブレイクⅠ」が高確率で付与されている。

ドゥームブレイクは合成で成長し、各種攻撃力と必殺技に必要なPPが伸びるので重宝される。

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