クーデルカ・イアサント
くーでるかいあさんと
CV:堀江由衣
ゲーム版、漫画版と共に『クーデルカ』の主人公。続編である『シャドウハーツ』にもサブキャラクターとして登場する。
霊感が極めて強く、その特異な生い立ちからか気が強く口が悪い。ジェームズとも当初は険悪で、エドワードに対してもクールな皮肉屋として振る舞っていた。しかし他者を見捨てたことは一度もない。
年齢は19歳。1879年にウェ-ルズの片田舎、アバージノルウィンの寒村に生まれる。
生来の強い霊感によって様々な怪異現象を引き起こすため、9歳の時に“呪われた子”として村から追放される。
以来、行くあてもなく独り放浪の旅を続け、霊媒として糊口をしのいでいた。それ以前は売春を行っていたことを口にしている。
1898年の10月31日、ある「亡霊の声」に導かれ、ネメトン修道院を訪れる事になる。
漫画版はゲームのエンディング後を描いた完全オリジナルストーリーになっているが、後述のシャドウハーツとは関連はない。性格は他者に対する優しさが強く出ており、髪色も変化している。
シャドウハーツのクーデルカ
※以下シャドウハーツのクーデルカについてのネタバレ。
↓
↓
↓
CV:笠原弘子
ネメトン修道院の事件から15年後の1913年。年齢は35歳。100年に一度の霊力を持つ女性であり、アリス・エリオットとは対になる存在。
「エドワード・プランケット」との間に子供「ハリー・プランケット」をもうけている。
一児の母となり、性格は15年前とは別人のように穏やかになっている。
髪型はワンレンボブで、藍色のロングスカートを着用しており外見も落ち着いた雰囲気に変わった。
しかし、よく見ると、チョーカーと腕輪はクーデルカの時と同じものを身につけている。
シャドウハーツの主人公、ウルを導いていた「謎の声」の正体でもある。
クーデルカも「謎の声」により修道院を訪れたことから、デジャヴを感じた人も多いだろう。
クーデルカは自分の能力を活かし、身の周りの傷ついた人々を癒しながら日常を過ごしていた。
だが、クーデルカの霊力を神降ろしの触媒として利用しようとするアルバート・サイモンに狙われることになる。
ハリーが幼い頃にアルバートと手を組んだ異端審問会に拉致され、精神病院に幽閉されてしまう。
神降ろしの計画への協力を要請されたが、頑なに拒否したため、3年間という長い月日に渡り、拷問にかけられてしまうのだった。そこで自ら精神を閉ざすことで拷問に抗い続け、その一方でウルに呼びかけ導いていた。なお、「謎の声」でウルが苦しむのは、彼の内にいるフュージョンモンスターたちの苦しみが伝わるため。
終盤ではアルバートに拉致されてしまい、その霊力を利用されて「超神」を降臨させる狂気の神々の城ネアメート(ラストダンジョン)が浮上してしまう。
だがウルたちに助けられたクーデルカはハリーと再会し、精神も元に戻った。エンディングでは家族で暮らすためにハリーと共に、エドワードがいるアメリカへと渡った。
漫画版の設定も一部反映されており「クーデルカがある組織に囚われている」「ストリートチルドレンたちと交流がある」「善良と邪悪な医者が登場する」などなど。