グリークヘッド
ぐりーくへっど
ヒドラ型メダロット
なまはんかな こうげきでは たおれん
メダロット4の黒幕、ビーストキングことヤミクモオロチの愛機。
緑色のボディに、頭部・両腕に計6本の首を持つ、ギリシャ神話の怪物ヒドラを模した、男型のHDR型メダロット。
オロチの名前から、最初はヤマタノオロチ型だと勘違いした人も、おそらくいるだろう。
……えっ?首が6本だからそれはあり得ない?超有名すぎる前例があるんだよ!
閑話休題。
蛇の尾を模した脚部から、マックスネイクなどのように多脚と思われそうだが、実は戦車型。
首を切り落とされても再生するヒドラの伝承を再現して、パーツはすべて自己修復で固められ、装備するだけで時間経過で自動的に装甲が回復される。
攻撃パーツを持たないが、戦車型の硬い装甲と自己修復の再生能力で攻撃を凌ぎつつゲージを溜め、相手メダロット全員にダメージを与える『よこいっせん』や、相手に大ダメージを与えてその分自らを回復する『せいめいドレイン』などのメダフォースで攻撃するという戦法を使ってくる。
また、オロチ戦はレゾナンスシステムを利用した9vs9の勝ち抜きロボトルであり、グリークヘッドの他に四天王が使ってきたメダロットや四聖獣メダロットも使用するため、苦戦を強いられる。
……ただ1つの誤算を除けば。
前述通り、9vs9の勝ち抜きロボトルで四天王機を従えてイッキチームの前に立ち塞がるのだが、ここで四天王機のドジっ子担当のチベヒーモスがここでも足を引っ張る。
戦闘フィールドである『宇宙』の地形効果は、UFOが飛んで来て、地形エリア内の充填中のメダロットの1体の行動を忘れさせるというもの。
……移動が遅い戦車型のせいで、チベヒーモスに何度も転ばされるグリークヘッドの姿を何度も見る事になる。
世界の命運をかけた戦いで漫才でもやってるのか、こいつらは。
実質『10vs8の大バトル』となるのでチベヒーモスが妨害している間に他の相手をさっさと倒してしまおう。
なお、グリークヘッドを倒すには、光学武器やデストロイによる、再生能力を上回るダメージで一気にパーツを破壊する方法がおすすめである。
自己修復が発動すると厄介なのでチベヒーモスに動きを止めてもらっている間にトドメを刺してしまおう。
もしくはコイツ以外の7体を倒した後に味方側の3体とチベヒーモスの4体がかりで集中攻撃を叩き込んでやろう。