図鑑データ
「指揮官様、グローウォームの友達になってくれませんか?」
概要
カーソルが初期ポイントに当たっており、勇敢な史実から(あくまでファン発祥であるが)「戦艦少女の主人公」として扱われる事もある。
グローウォームとは「蛍」を意味する。中国版では萤火虫・螢火蟲。
改造後のスキル「無畏撞撃(フェアーレスストライク、恐れなき体当たり)」は砲撃時に40%の確率で発動し、最大で自身の装甲値80%の必中固定ダメージをぶち込む強力な突撃スキル。こちらとこちらの外部記事も参照。
史実
1930年後期に建造されたG級駆逐艦。G級駆逐艦とは頭文字に「G」がつく駆逐艦。
1940年にノルウェー侵攻作戦に参加。
その際にドイツ重巡アドミラル・ヒッパーと交戦。魚雷も通じず煙幕を張りながらヒッパーに向けて体当たり攻撃を仕掛ける。
これによりグローウォームは轟沈したが、ヒッパーに500t以上の浸水を行う事態になった。
後日、この戦いで戦死したグローウォームのループ艦長には、ヒッパーのハイエ艦長による推薦でヴィクトリア十字章が贈呈された。
容姿
某英国高校生と同居する日常系漫画の英国高校生を意識していると絵師解説にはある。
改造前と改造後の他、課金衣装で「冬の作戦服」と「夜を司る魔法使い(ハロウィン衣装)」の二種類が用意されている。
名前由来の蛍のような使い魔をつれており、改造後は使い魔は機械製のファンネル型になり、グローウォームが攻撃を受けた際にはバリアで守ってくれる。
性能
改造前は装甲値が脆く強化するまでは厳しい。
しかし改造後は上述した史実の通り、敵に体当たりして装甲値に比類したダメージを与える強力なスキルを手に入れる事になる。
グローウォームのスキルは必中固定ダメージという特徴から、命中を下げる代わりに回避を上げる発煙筒や、装甲を上げる付加装甲が有効な装備となる(どちらも改造時に持参してくれる)。
スキルの特性上、後述する「響(ヴェールヌイ)」の装甲アップスキルとの相性が非常に良い。
更に最近のアップデートで第二スキル「重装備刺客」に変更が可能になる。
こちらは(例え潜水艦が居ようとも)中型艦以上の敵を優先的に攻撃する様になり、その際一定割合の敵装甲値を無視し、さらに確率で2倍のダメージを与え、スキルレベルを最大まで上げれば敵装甲値を完全無視する。
上手く行けばその辺の敵戦艦を砲撃でワンパン可能だが、通常攻撃と同じ扱いなので必中ではなくなる。
このスキルを使う場合は火力バフ持ちのヴォルタとヴォークランと相性が良くなる。
性格
日本版の翻訳では、最初に「司令官様」と呼んでる通り礼儀正しい子である。
仲間をとても大切に思っており、彼女らが落ち込んでいる時は元気になる魔法をかけてあげようとする。
またドイツ重巡も怖がりつつも友達になりたいという事を告げている。
なおグローウォームが敬語キャラなのは日本版の意訳なので、中国版などの二次創作イラストではヤンチャに描かれる事もある。
関係深い艦船
前述の通りの史実を持つが、ヒッパーは改造すると「駆逐艦に回避不可能の必中攻撃を仕掛ける」というどう考えてもグローウォームを意識したスキルを得る。
史実では一切繋がりはないが、戦艦少女においてスキル相性があまりに良すぎる。
グローウォームは「自分の装甲値に基づいた固定ダメージを与える」スキルなのだが、響(ヴェールヌイ)は「自分と隣の艦の装甲・対空・回避を高める」というスキルを持つ。
響のスキルで装甲が上がったグローウォームの火力も上がるという事であり、とにかく戦艦少女では相性が良い。
グローウォームの過去
彼女の公式絵師のグローウォームの過去。
孤児→先生と呼び慕う魔女に助けられ魔法を会得→先生と別れ、魔法学校に入学→退学で追い出されて、先生とも会えず、募兵ポスターを見て海軍に入隊して艦娘になる→不幸な境遇のせいで友達が出来ずに落ち込んでいたが、指揮官のおかげで勇気を持った→アドミラル・ヒッパーと戦い、返り討ち→指揮官に助けられ、強化してもらう→相変わらず友達が出来なかったが、そんな折ヴェールヌイと出会い、友達になる
といった波乱万丈の経歴があるらしい。
ただし戦艦少女は公式で設定は“特にない”ので無糖白蓮氏の設定も必ずしも公式というわけではない。