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ケレス

けれす

火星と木星の間を公転する、太陽系外縁天体以外では唯一の準惑星。小惑星帯(メインベルト)最大の天体であり、現在でも小惑星と呼ばれることがある。
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曖昧さ回避編集

  1. ローマ神話の女神の一柱。ギリシャ神話デメテルと同一視される。→ケレース
  2. 最初に発見された準惑星小惑星。本項で詳述。

概要編集

火星木星の間の小惑星帯(メインベルト)に位置する準惑星セレスとも表記され、英語読みではシアリーズ。直径946kmと、メインベルトの天体の中では飛び抜けて大きい。


1801年に発見され、その後次々と同じような軌道を持つ小天体が発見されたことから、火星木星の公転軌道の間に集中する小天体は小惑星と呼ばれるようになった。現在では他の軌道をとる小惑星も多く見つかっていることから、この領域はメインベルト(小惑星帯)と呼ばれている。


メインベルトの天体の中で唯一、自らの重力により形を保っていることが知られ、現在では準惑星と位置付けられている。ただし真球に近い形状ではなく、自転軸方向に大きく潰れた回転楕円体である。他の準惑星(冥王星など)は全てエッジワース・カイパーベルトなどの太陽系外縁天体であり、メインベルトにあるのはケレスのみである。


アメリカ航空宇宙局(NASA)の宇宙探査機ドーンDawn)が2015年3月6日にケレスを回る軌道に投入され、アフナ山と呼ばれる巨大な氷火山など興味深い地質現象を発見した。


関連タグ編集

小惑星帯 準惑星 小惑星 ケレース

エラン・ケレス

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