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『ケレボルン』とは、J.R.R.トールキンのファンタジー小説指輪物語などに登場する、偉大なエルフの奥方ガラドリエルの夫である、エルフの殿方である。また、ほとんど気にされることはないが、裂け谷の領主エルロンドは曾姪孫(兄弟のひ孫)に当たる。

映画の「ロード・オブ・ザ・リング」にも出てる。


演じたのは確かマートン・ソーカス。吹き替えは家中宏と思われる。


概要

とにかくその影の薄さを頻繁にネタにされる。

ひどい時には映画で登場した彼の印象が「え、あれ旦那なの!? 付き人かと思った…」みたいなものまである。(「そんな人いたっけ?」よりはマシという説もある)

映画では特に、劇場公開版ではロクにセリフもなく、SEE(いわゆる完全版)で追加されたシーンでようやく多少の出番があるという扱いなので、致し方なくはある。


原作では、ガラドリエルからの「賢者ケレボルン」「中つ国のエルフの中でも最も賢明にして、王侯の権力にもまさる贈り物を与え得る者」といった言及が目立ち、それなりの大人物であることが窺える。

とはいえ、言うこと為すことすぐ奥さんに訂正されることの方がインパクトが大きいかもしれない。(例1:ケ「君達、ガンダルフは一緒じゃなかったの?」ガ「一緒だったけど何かあったんでしょう」 例2:ケ「モリア通るなんて早計な」ガ「そう言う方が早計です」ケ「悪かった」 例3:ケ「君達なにか望むものあったら言ってごらん」ガ「言わなくてもわかってますし、ここで言う必要はありません」 例4:ケ「ここに留まりたい者がいるなら…」ガ「全員旅を続ける覚悟のようです」)


活躍

ケレボルンとガラドリエルが出会ったのは、中つ国の第一紀というのが通説である。

彼の血縁者であるエルフの三大氏族テレリ族の王シンゴルの治める王国ドリアスに、ガラドリエルが客人として来た時に出会い、以来二人はずっと(離別したことも何度かあったらしいが)中つ国で共にあり、冥王を敵として戦ってきた。

彼自身、軍を率いて戦ったのも一度や二度ではない。


このように恋愛結婚と思しいことや、ケレボルンがプレゼントした「光の花環をかぶった姫君」を意味する「ガラドリエル」という名前を彼女が後々まで大切に使い続けていることなどからも、二人の仲を推し量ることができる。


「指輪物語」の中では、ロリエンを訪れた旅の仲間の一行をガラドリエルと共に歓待した。

色んな人(奥さんやピピンや奥さん)に話を遮られても怒らず、間違いがあったら素直に謝り、あまり好きではないはずのドワーフのギムリが、自分の嫁の髪の毛が欲しいなどと言い出しても驚くだけで、あげく嫁が上げちゃっても黙認しているなど、とにかく温厚で良い人であることが窺える。


ガラドリエルが西方へ去った後も、ケレボルンはしばらく中つ国に留まっていたといい、「上古の歴史を記憶する最後の者」であったという。


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