はあ?なに、あんた。邪魔する気?
CV:ファイルーズあい
概要
ペルソナ5タクティカのDLCストーリー「Repaint Your Heart」で登場した正体不明のストリートアーティスト。どこかしらの壁に警備をかいくぐった上でたった一晩で巨大なアートを描き、その力強い作品が評価されている反面、自由すぎる活動に批判の声が上がっている。
四軒茶屋にもゲルニカが描いたと思わしきグラフィティが確認されており、調査に来た明智とグラフィティを偶然見つけたかすみとかすみの連絡を受けたジョーカーが偶然居合わせ、そのグラフィティにストリートへと吸い込まれてしまう。
ちなみにゲルニカは連日のニュースで心の怪盗団の存在は耳にしていた模様。
性格・容姿
髪は白髪でよくガスマスクを付けており、両腕に刺青のような模様がある。普段は腰にペイント銃を装備しており、グラフィティを描く際に使っているのかは不明だが、少なくともスプレー缶は使っているらしい。
ジョーカー達がストリートで出会ったゲルニカは覆面アーティストとしての印象とはかけ離れた性格をしており、謎の着ぐるみ達をペイント銃で撃って虐殺していた。撃たれた着ぐるみは理屈は不明だが風船のように膨張して爆発(破裂?)していった。案の定ジョーカー達にも牙を向き襲い掛かってくる。
ゲルニカ、暴走の真実
注意!!ここから先はRepaint Your Heartのネタバレが含まれます!!
ゲルニカの暴走を止めたいというルカに協力を申し込まれた3人はその鍵となる「始まりのアート」を探すことになり、その過程でゲルニカの過去を知ることになる。
ゲルニカ(ちなみに本名は「タオ」というらしい)にはずっと前に亡くなった双子の姉がおり、育児放棄状態だったことも相まって2人でごみ溜めを漁る等して必死に生き延びていた。ある日路地裏に描かれた絵をたまたま見た2人はそれを真似して夢中で描き続ける。
姉がこの世を去ってからもある約束を胸に生き続けていたが黒幕の策略で心を繋ぎとめていた「始まりのアート」を奪われ、暴走(厳密には洗脳の方が近い)してしまうのだった。
こちらの記事も作成され次第併せて見て頂きたいが、ジョーカー達の尽力もあり何とかゲルニカの暴走を阻止し、心を取り戻すことに成功。黒幕を倒し3人に別れを告げたゲルニカは「自分たちと同じ弱くて、小さい、みんなのために『絵』を描く」「ここにいるって証を町中に見えるくらい大きく、大きく、描いてやる」という亡き姉との約束を守るべく決意を新たにするのだった。
「届いてる?怪盗団。『あたしたち』の小さな声。
いつか道が交わるその場所で、答えを聞かせてよね。」
余談
- ゲルニカはペルソナ使いでないにも拘わらず「ブチッ」カットインが用意されている珍しいキャラクターだったりする。
- ただストリートにいるゲルニカはシャドウではなくゲルニカ本人のようなので、もしゲルニカに「反逆の意志」があるのなら終盤のタイミングでペルソナを覚醒させてもおかしくないのだが、結局ペルソナの覚醒には至らなかった。