概要
原作は2002年に出版されたニール・ゲイマンの『Coraline』。数々の賞にノミネートした傑作ファンタジー。
ストーリー
主人公のコララインは、引っ越してきたばかりの家で封印された小さなドアを見つける。それは、驚くべき“もう一つの世界”への入り口だった。
扉の向こうでコララインを待っていたのは、心躍るサーカスやミュージカル、花が咲き誇る美しい庭、そして優しくて、コララインの願いを何でも叶えてくれる“別の”ママとパパだった。ただ一つ奇妙なのは、ママもパパも、目がボタン…。
「こっちの世界の方が、全然素敵!」
楽しくて、夜ごとドアを開けるコラライン。しかしある日、本物の両親が消えてしまった。全てが罠だと彼女が気付いた時、恐るべき冒険が始まる――。
キャラクター
コラライン・ジョーンズ
CV:榮倉奈々
この映画の主人公。お転婆で好奇心旺盛な11歳の少女。新しい町には友達もおらず、忙しい両親は仕事に明け暮れ全然構ってもらえない為、常に不満を抱えている。
新しい家を探検していた時に封印された小さなドアを見つけ、そのドアを開けたことで“現実の世界”によく似た“別の世界”へと迷い込んでいく。
黒ネコ
CV:劇団ひとり
気まぐれなノラネコ。“ドアの向こうの世界”では人間の言葉を話せる不思議な存在。コララインに助言をすることもある。
ワイビー
CV:浪川大輔
フルネームは『ワイボーン・“ワイビー”・ラヴァート』。ピンクパレスの大家の孫。コララインと同じく11歳。コララインを脅かしたり怖い話をしたり、意地と口が悪い少年。コララインが外に出れば、いつも生意気な黒ネコと一緒に後をつけてくる。コララインには“村のストーカー”と呼ばれている。原作には登場しない。
ママ(メル・ジョーンズ)
CV:戸田恵子
コララインの母親。園芸雑誌のライターだが、泥が嫌い。家族のリーダーで、いつもピリピリしていて料理も苦手。
パパ(チャーリー・ジョーンズ)
CV:山路和弘
コララインの父親。ママと同じく園芸雑誌のライターだが、庭いじりが嫌い。
いつも締め切りに追われ青白い顔をしている。
ボビンスキー
CV:斎藤志郎
ピンクパレスアパートの2階(屋根裏部屋)に住む風変わりなロシア人。トビネズミのサーカスを訓練中だというが、なかなかうまくいかないらしい。
エイプリル・スピンク
CV:小宮和枝
元女優のイギリス人占い師。ミス・フォーシブルとコンビを組んでいる。
ピンクパレスの半地下に住む。
ミリアム・フォーシブル
CV:宮寺智子
元女優のイギリス人占い師。ミス・スピンクとコンビを組んでいる。
ピンクパレスの半地下に住む。