概要
有料式、かつ抽選式のアイテム、キャラクターの排出方式がソーシャルゲーム、ブラウザゲームの多くに搭載されている。このシステムはYujinの登録商標に倣って「ガチャ」と呼ばれることが多い。
コンプガチャとは、その名の通り「コンプリート」する事をシステムに含んだガチャである。
例えばアイテムが五種類あるとして、それを全種コンプリートすることで手に入るアイテムを導入する。
プレイヤーはそれを手に入れるために五種類揃うまでガチャを回し続ける。
手に入らないもどかしさ、そして射幸心を煽りまくる性質から、ドツボに嵌った未成年プレイヤーの保護者などが消費者庁に訴え出る事態が生じた。
2012年5月、松原仁消費者担当相(当時)はコンプリートガチャが景表法に違反する可能性があると示唆。業界の有力企業はこれに呼応し、5月のうちにガチャを含むゲームを展開する代表的企業が次々にこのシステムを取りやめると発表した。