概要
漫画「文豪ストレイドッグス」のゴーゴリ×フョードル・ドストエフスキーのBLカップリング。
注意
このタグを使用する際は、文スト【腐】タグを併用することが望ましい。
また、史実の文豪とは一切関係がないので、混同されてしまう方は閲覧しないことを推奨する。
二人の関係性について①(※14巻までのネタバレあり)
最初のゴーゴリとフョードル・ドストエフスキーの絡みとしては、第五十七話「悲劇なる日曜日」の扉絵が挙げられる。
そして第五十八話、中島敦とゴーゴリによる戦闘中の会話で、ゴーゴリがフョードル・ドストエフスキーとの関係を示唆する言葉を呟いている。中島敦がゴーゴリのいう「鳥の自由」について理解できないと述べると、ゴーゴリはこう返している。
「だろうね 結局理解したのはドス君だけだった」
「ドス君」というのは、ゴーゴリがフョードル・ドストエフスキーにつけたあだ名だと思われ、二人には特別な関係があるのだと予測される。
その会話のあとすぐ、天人五衰の作戦によりゴーゴリは死亡している。
14巻のカバー裏では、ゴーゴリとフョードル・ドストエフスキーがなんとも平和な会話をしている。ゴーゴリがフョードル・ドストエフスキーに10回クイズを出題しているだけなのだが、二人のやり取りの破壊力が恐ろしいほどなのでぜひ自分の目で確認してみてほしい。
このカバー裏のやり取りが、当時本編で絡みが少なかった二人にカップリングタグがつけられる理由の一つになったと考えられる。
二人の関係性について②(※18巻までのネタバレあり)
第七十七話の終盤、作戦にて死亡したはずのゴーゴリの生存が確認される。
第七十八話では、ゴーゴリが生きているトリックと共に、天空カジノから落下してきたシグマを助けた理由を説明している。それは、シグマの異能を使ってフョードル・ドストエフスキーの異能力を知るためだった。
シグマとのやり取りで、ゴーゴリは「その親友(フョードル・ドストエフスキー)を殺せば 僕達は感情という洗脳から自由であると 真に自由な鳥であると証明できるのでは?」と問いかけている。
たった唯一の理解者であり、「親友」でもあるフョードル・ドストエフスキーを殺すことによって、ゴーゴリは感情から解放され自由意志を証明したいと考えていた。
自由意志の証明のためにフョードル・ドストエフスキーを殺そうとしているということは、本当は彼のことを心底愛しているから、その感情から解放されるためにゴーゴリは彼を殺そうとしているのではないか、と推測できてしまう。そんな二人の関係性がぶっ刺さった人も少なくはないはずだ。