概要
サウジアラビアの王族が主に公道で行う危険なドリフト運転のこと。
アラブドリフト、Tafheet(タフィート)とも呼ばれる。
莫大な財と法に縛られない絶対的な地位を持つ王族に、娯楽の少ない土地柄と綺麗に整備された広い道路というシチュエーションが合わさることで誕生した危険行為。
無謀な運転で大事故を引き起こす事例が後を絶たない。
無論王族以外は簡単に取り締まられる。まさに貴族の遊び。
我々庶民はしっかりと厳罰に処されるため、良い子はサウジアラビアに行ってもルールを守って安全に、そしてサウジドリフトに巻き込まれないよう祈りながら運転しよう。
余談だが、サウジアラビアでは2018年まで女性が車を運転する事は許されていなかった。
特徴
日本のドリフトにおいてはFR車であることが半ば絶対条件となっている(その弊害でベース車両の世代交代がなかなか起こらない)が、サウジドリフトはそれとは対照的に現行型でFFのDセグメントセダンが多数派である。その中でも特にヒュンダイ・ソナタ、トヨタ・カムリ、ホンダ・アコードは「アラブの3大ドリ車」である。他にはキア・マジェンティス、マツダ・アテンザなどの同クラス車が見られることもあるが上記3車種に比べるとあまり多くはない。