概要
民俗学者・林宏の著した富山県の伝承を集めた『とやま民俗』の通巻十一号「砺波地方怪恠譚(二)」に掲載されている妖怪。
富山県砺波市では、サエゾ(腸チフス)に罹った者が重症化するのは、たくさんのボン(坊さん)が足下に集まり、身体を押さえつけて揺すっているからだといわれている。
その坊さんのことをサエゾボンと呼び、気力で追い払うことができれば病気は回復すると信じられていた。
この妖怪はツイッターの伝承妖怪お題絵において、平成27年3月のお題として出され、妖怪絵師によって新たな姿が与えられた。
関連イラスト
関連タグ
サザエボン:似て異なる者