概要
水かきのある手足はカサゴの鰭のようなゴツいつくりになっており、手にはものをしっかりと掴むことができる。
胴体を覆う旧スクのような部分が別の色をしている個体もいるらしい。
水棲亜人らしく泳ぎが得意で、巧みに狩りを行う。
その表情は魚のように変化がなく、言葉もあまり発さない。そのためサハギン達の思考を読むことは難しい。
しかし意中の人間の男性相手にはうってかわり、情熱的なスキンシップを行う。
傍目からは男性が襲われているように見えるほど激しいものである。
この行動に表れているものこそ彼女達の本心であり、夫に対しては無表情から蕩けた様子も見せる。
ちなみに、前述の「旧スクのような部分」は衣類などではなく鱗の一部である。
しかしそこは魔物娘。この鱗も男性と交わる際に邪魔にならないように脱いだりずらしたりすることが可能で、仮に完全にひん剥いてしまっても彼女たちの身体にダメージは無いという、非常に都合の良いつくりとなっている。
また、彼女たちには脱皮の習性があり、成長して旧スク…もとい鱗の一部がきつくなってくるとこれを脱ぎ捨てる。
残った鱗は服として普通の人間や他の魔物娘も着用することが可能で、その秀逸なデザインから高値で取引されているらしい。