概要
現在では主にトニックシャンプー、サンスターGUMシリーズなどシャンプーや歯磨き粉などオーラルケア用品を中心に販売しているが、1932年に金田兄弟商会として大阪市にて創業した当初は自動車部品の製造が主流であり、自転車用のゴム糊を開発していたことが現在の事業に繋がっている。現在は自動車部品事業からは撤退しているが、子会社のサンスター技研では今もオートバイ用のスプロケット、ディスクブレーキを製造している。
歯磨きに関わるようになったのは、星光社という会社の依頼を受け、歯磨きの開発・製造を行った事からであった。1946年4月のこと。その後1950年11月にその星光社などを吸収合併する形でサンスターが設立された。
その後業務の見直しなどもありサンスターはオーラルケア商品に専念することになり、それ以外はいくつかの別会社に移管した。その別会社群が最終的に統合したのがサンスター技研である。
歯磨き関連のメーカーとしては昔から歯周病を深く取り上げる傾向があり、CMでは外国人の研究員による解説が今も放送されている。
関連タグ
シオノギ製薬:吸収合併した星光社と1948年から歯磨き粉のセールス面で提携しており、サンスター成立後も続いていたが、1969年9月に解消。
アクアフレッシュ:1981年から1997年までの日本における製造・販売元。