概要
『ONEPIECE』のBLカップリングゾロサン(ロロノア・ゾロ×サンジ)の派生タグ。 マフィア版ゾロサン。
『仁義ないTIME』は麦わらの一味がスターシステム形式で登場する短編漫画『麦わら劇場』の3作目である。タイトルと男性陣の広島弁からは『仁義なき戦い』を彷彿とさせるが、世界観は『ゴッドファーザー』等のマフィア作品に近い。このことから二次創作ではイタリアンマフィアをモチーフにした作品が大半を占めている。
詳細
2006年にONEPIECE総集編にて『仁義ないTIME』が掲載されて以降、ゾロとサンジ(もしくは麦わら3強)が「互いに敵対する極道組織のトップ」というセンセーショナルな設定がファンの創作欲を大いに擽り二次界隈を賑わせた。その作品の殆どは個人サイトの衰退とともに姿を消したが(再録求ム)、今も時折波が来ては尊い作品が生み出されている。血生臭い陰謀あり抗争劇あり禁断の恋ありと、海賊軸とは違う修羅に生きる二人のドラマに魅了されたファンは多いのではないだろうか。
特筆すべきは、原作の海賊軸にてゾロは一度もサンジの名を呼んでいないが、ゾロシアはサンジーノと明確に口にしている点。またサンジーノを仕留めた人物(ナミモーレ)がゾロシアファミリーの構成員であり「敵をよく知れ」の結果であることから、ゾロシアは冷静沈着で策謀に長けた人物として描かれることが多いように見える。