概要
夏組第六回公演「花の王子さま」に登場するシャイン(演:斑鳩三角)×リンクル(演:三好一成)のカップリング。みすかず派生CPのひとつ。
ストーリー
東の国の姫に求婚するために集まった王子たち。東の国の城の大きさに花の国の第一王子フローレンスが驚いていると、星の国の第二王子リンクルがちょっかいをかけにくる。
リンクル「ああ、いいよ。どうせ名乗られても覚えられないから」
名乗ろうとしたフローレンスの言葉を遮り、そう言うリンクル。
フローレンス「そう?まあ、ボクの美しい顔は一度見たら忘れられないから、名前なんて覚えられなくても問題ないものね」
リンクル「……」
フローレンスからの返しにリンクルが絶句していると、月の国の第一王子・シャインがやってきて嫌味を言う。
シャイン「とんだ自信過剰王子だな」
王子たちが嫌味の応酬を続けていると東の国の王がやってくる。国王は、姫の呪いを解いた者を姫と結婚させると言う。
フローレンスはローズの案内でどんな願いも叶える魔法の宝「月の雫」「太陽の石」「星の砂」探すが、他の王子に度々阻まれる。怒らせて走り去ってしまったローズと仲直りするため、やっと見つけた自国の魔法の宝「夢の花」を使おうとするが、こっそり後をつけていたローズに止められ無事に東の王のところに持っていくことができた。
夢の花とフローレンスの願いにより呪いは解け、ローズは姫の姿に戻った。
現状、同一公演内キャラのみすかず派生CPとしては唯一作中で一言も会話していない組み合わせ。だが月の国の第一王子と星の国の第二王子が知り合いでないはずがないという見解が多く、人気が高いCPのひとつ。
登場する王子の中でリンクルだけが第二王子であること、リンクルの母親が故人であること など、妄想を広げるポイントは散りばめられている。
原作から読み取れる情報が少ないため解釈には幅があり、二次創作では様々な性格・関係性の作品が見られる。
舞台版
ストーリーの内容はほぼ原作通り。
演出はかなりコメディ色が強くなっており、特にシャインは独特の動きで笑いをとっていた。
原作では王がシャイン・サニー・リンクルの魔法の宝が願いを叶えなかったことを説明するが、舞台版では実際に各王子が願いを掛ける場面がある。
シャインはこの場面が唯一のソロ歌唱シーンで、かなり日替わりで遊んでいた。
リンクルは星の砂に願いを掛け、頭から砂を被る。
リンクル「星の砂よ、姫の呪いを解いてあげて」
シャイン「この砂、既に願いを叶えた後の砂だ」
この場面でシャインがリンクルに触れて砂を払う。会話をした、と言い切れるかは難しいが、シャインからリンクルに対してのセリフと、触れるという明確な動作が存在する。
また、ラストの劇中歌の中で次々に婦人たちに振られたシャインとリンクルがセンターで一瞬手を合わせて一緒に踊る場面がある。
その他、フローレンスとローズが結ばれる場面では、台詞はないものの日替わりで下記のような絡みが見られた。
・月の雫と星の砂で乾杯をする
・月の雫と星の砂を交換する
・シャインがリンクルの足の間に足を入れて妨害する
・座り込んだ際に二人の手が触れ合ってしまい、自分の手を胸の前に引いて見つめ合う
・互いを押し合って婦人たちへのアプローチの妨害をする
・脱げてしまったシャインの靴をリンクルが拾う
・座る際にシャインがリンクルにピッタリ背中をつけて座り、リンクルが嫌がって移動する。3回繰り返した後、移動するのを諦める
・靴紐(存在しない)を結ぶシャインをリンクルが見つめる