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概要

エル・シャダイの名は旧約聖書では主に「創世記」、「出エジプト記」、「ヨブ記」に見られる。

特に創世記ではアブラム(アブラハム)とその子孫が神との間に契約を結ぶ際に、アブラムにエル・シャダイの名を名乗っており、ヨブ記ではヨブが絶対の存在、全能の神に向けての呼称として何度もエル・シャダイの名を呼んでいる。

エル・シャダイの名の意味は、「エル」がヘブライ語の「神」、「シャダイ」が諸説あるが「」、「乳房(のヘブライ語「シャダイム」から)」、「野原」を示すとされ、一般・慣習的な「全能の神(God Almighty)」は意訳だとされる。

また「出エジプト記」では、神はアブラハム、イサク、ヤコブに対してエル・シャダイと名乗っていたが、モーセに対して先の人々には言わなかった「私は在る(YHWH)」という名を改めて告げ、イスラエル人により具体的な道を示そうとしている。

エル・シャダイの語源が明確化されていないことから、“山の神”の名から中東のバアルなどの山岳信仰と結びつける説や、“野原の神”としてエル・シャダイに動物の主・豊穣神のイメージを見る説(バーンハード・ラング)がある。

なお、数秘術では運命数が“314”とされ、大天使メタトロンと同数であることから両者はしばしば同一視される。

女神転生のシャダイ

初出は「真・女神転生Ⅱ」で、種族は“神霊”。サタンに選ばれた人間が乗る方舟において、YHVHの分霊として主人公の前に立ちふさがる。

女神転生のシャダイは唯一神の別名(分霊)としての性格と、セフィロトにおける生命の根源であり、物質界のを示す『イェソド』の支配者「シャダイ・エル・カイイム(生命の最高の王)」としての性格が混在する悪魔である。そのため、作中では存在自体が神の定める生命の法に逆らう主人公に対し嫌悪の念を顕にする。

デザインは、光輪に包まれた王冠を戴く一つ目の青い球体で、「シャダイの目」というデザインそのままの専用スキルを持つ。

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