概要
二人とも原隊での素行不良が原因で、半ば追い出されるように501JFWにやってきた問題児。
天真爛漫なルッキーニと、大らかで細かいことを気にしないシャーリーは相性が良く、私生活でもほぼワンセットで行動している。
元々は新しく配属されたばかりで問題行動の多かったルッキーニの面倒を、当時中尉だったシャーリーが見るようになったのが親しくなったきっかけ。以後は親子や姉妹のように仲が良く、ネウロイとの戦闘でも組むことが多い。
ルッキーニが幼すぎることと、シャーリーがルッキーニに対して保護者のように接していることから、エイラーニャやもっミーナ、シャーゲルなどに比べると恋愛色は薄い。
第3期4話は二人がメインとなる。
新聞でシャーリーが叩き出した世界最速記録(183mph)が抜かれたことを知り、シャーリーはそれに憤慨して再び世界最速記録樹立を目指す。ルッキーニもそれに協力し、シャーリーの相棒の二輪車「ラピッド号」を改造して世界最速記録の185mphを大きく上回る200mphを出すことを目指す。
しかし、ルッキーニが良かれと思って勝手に改造(車体にジェットエンジンを付ける等中々の魔改造)を施したことが原因でシャーリーが怒り、ルッキーニも反発して喧嘩してしまう。
だが、バルクホルンに諭されて反省したルッキーニが謝罪に訪れ、シャーリーも反省していたことですぐに仲直りする。
その後、無事に改造を終えて挑戦しようとした矢先にネウロイが襲来し、挑戦を邪魔させないとルッキーニがシャーリーの新型ユニット「P-51H」を無断で装着して出撃するが、上手く扱え切れずに撃墜される。落下するルッキーニをネウロイが狙うが、シャーリーがラピッド号で突撃して助けるも、ラピッド号はネウロイに直撃して大破してしまう。ラピッド号が破壊されたことにルッキーニは悔やむが、シャーリーは「記録よりもルッキーニが大切」と許した。
その後、シャーリーは「P-51H」を装着し、格段に向上した加速性能を駆使して高速で移動するネウロイを撃破する。
ちなみに、バラバラになったラピッド号の速度メーターには、ルッキーニを助けようと突撃した時の速度が200mphと表示されており、非公式だが世界記録を達成した。
余談
作中ではシャーリーの方が4つ年上だが、中の人で言えばルッキーニ役の斎藤千和女史の方が逆に4つ先輩である。面白いほどに真逆の関係である。(*それまで501の声優陣で最年少なのはシャーリー役の小清水亜美女史だったが、現在最年少なのは服部静夏役の内田彩女史である。)