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第二次大戦中に最も多く生産された4輪駆動の軍用水陸両用車である。

特徴は四輪駆動、強化された1,131cc(24.5馬力)の水平対向型エンジン、バスタブのような車台構造。

そして車体後部には着脱式の3枚翼のスクリューと、それを駆動させるエンジンと繋がったシャフトが装備されている。


概要編集

1940年6月、ドイツ国防軍はポーランド侵攻以来の戦訓として、歩兵一個分隊が乗車したまま河川を渡河できる水陸両用車輌の必要性を認識、陸軍兵器局開発・試験部第6課(WaPrüf 6)はポルシェ社にTyp82キューベルワーゲンを基にしたプロトタイプの設計を依頼。7月よりポルシェとハイルブロンのダンツ社によって、Typ128水陸両用車の開発が開始された。

実用試験が行われた結果、水陸両用車としての車体安定性や走破性が不十分である事、武装親衛隊のオートバイ歩兵大隊で使用しているサイドカーをこの水陸両用車と置き換えたい親衛隊作戦本部からの要請もあり、整備性や不整地走破性の向上を計った改良型Typ166が設計され、1941年8月にその試作車が製作された。

1942年春から先行量産車によるテストが重ねられた後、同年秋から部隊配備に向けて本格的な量産が開始。1941年から1944年までの間に14,276輌のTyp166が製造された。


制式名称はLeichter Personenkraftwagen K2s (4x4) Volkswagen Typ 166「軽乗用自動車K2s(4輪駆動)フォルクスワーゲン166型」。

通称のシュビムワーゲンは「泳ぐ自動車」を意味する。単に「シュヴィマー(水泳選手)」と呼ぶこともあった。


登場作品編集

自動車ディーラーで購入可能。キューベルワーゲンも登場している。

チョロQ3』以降の多くの作品に登場。


関連タグ編集

フォルクスワーゲン キューベルワーゲン

軍用車両

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水陸両用車 すいりくりょうようしゃ

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