概要
『スライム倒して300年』の登場人物。
各地で倒されたスライムの魂を集めて新しく生まれたファルファとシャルシャの妹。が、アズサ自身に倒されたスライムは少ないため、アズサのことは義理の母あつかいする。
髪の色は銀色、白いものを好み、服装も白いものを着る。
生まれて1~2年ほどたって登場したが、この時すでにアズサと同じくらいの年齢に見えるほど成長している。
生き残る術を得るため冒険者を目指し、魔法使いスライム・マースラの弟子となった。
独立後には志望通りに冒険者となり、ある程度の稼ぎを得た後に自分が育ったボロ家(ファルファたちの生家でもあった)を取り壊して純白の居城を建てた。
のち冒険者としての箔をつけるため貴族でもなんでもないのに「アイデル辺境伯シローナ」を自称するようになる。冒険者としては気鋭の存在として、そこそこ名が売れている模様。
しかし「アイデル」という地名はファルファとシャルシャいわく「とても狭い地域の古い(人々から忘れられた)通称」であるため「誰も知らない」地名(むしろ地名ではなく屋号に近く、地名としても小々字(※)以下程度のもの)なので二人の姉からは「そんな貴族位を(ネタならともかく)本気で名乗っていたらバカにされるよ」と本気でネタ抜きの心配をされる羽目になっている。
(※)大きさとしては「国>地方>都道府県/各領地>市区町村>字>小字/町内会>小々字」となる。通常、住所として通用するのは字(広い字なら小字)まで。ド田舎の農村なら「小々字=自家の農地の範囲内」だったりするので「小々字=自家の屋号」となりやすい。
さらに後、アズサと共に里帰りしたファルファとシャルシャに遭遇。3人を自家に押し入りにやってきた泥棒と勘違いしてアズサとバトる事となり、アッサリ制圧されてしまった。
ファルファとシャルシャ(と、ついでにアズサ)の事は大スライムから存在を聞き及んでおり二人に対しては「生き別れの姉に逢えた」と感じ入り大歓迎。以降も姉二人に対しては、どこまでもダダ甘の態度をとる。
が、アズサに対しては上述のように一歩退いた態度をとり「姉さんたちの"親"だからって私にまで母親ヅラしないでください」と宣言し、事ある毎に「義理のお母さま」と呼ぶ(「義理」を強調するのを忘れない)。その様はぶっちゃけ(本人に自覚こそ無いが)中二病に罹患している反抗期の娘そのもの。
しかしアズサからは(ある意味で当然っちゃ当然だが)ファルファとシャルシャ同様にガチ娘扱いされており、また自身の手に余る事があれば姉たちとアズサを頼るなど家族としての思いもそれなりに持ち併せている。
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スライム姉妹:立場上はシローナも姉妹のひとり(末妹)になるが原作(+漫画)のみの登場である事や登場そのものが遅かった事、アズサに対する立ち位置の違いが災いしてか入れてもらえない事が多い。